2013.08.04


インカンテーションの押し切りでした。

1000万下、ダート1800mを先手を取って勝ち上がってきた人気上位馬。終わってみればセオリー通りすんなり決まった格好です。自分の予想はそこから不要なひとひねりで、ケイアイレオーネとジェベルムーサを重視してしまいました。悪い癖ですかねぇ。

レースラップです。
12.4-11.2-12.1-12.7-12.6-12.3-12.5-12.2-12.3

サトノプリンシパルが明確に主張したことで隊列は思ったよりすんなりまとまった印象です。というかサトノのラップはかなり積極的でしたね。他馬が競りかけない判断をした、が正解なのでしょう。3、4コーナーで溜めているようにも見えましたが、ラップを見るとスピードは落とさず流していたようです。そのまま2着になだれ込みました。雨が降ったことを加味しても、なだれ込めるだけの、前が止まらない馬場だったんでしょうね。

インカンテーションは番手追走から4コーナーで射程に捉える王道のそれ。ラスト1ハロンで大きく失速していないあたりに今後の期待がもてそうです。レパードSを含め、ダート1800mを勝つ度に走破タイムを縮めているあたりは好感。ただ、前残り馬場を差し引きしておかないといけないかな。今秋、クリソライトとの手合せが楽しみです。こういうときに水沢のグランプリが交流だったら、と思っちゃいますね。

ケイアイレオーネはいいポジションで向こう正面に入っていけたと思います。が、前残りを考慮するとあれでも今日は後ろ過ぎなのでしょうね。早めに捲る競馬は前走JDDと同様。図らずもクリソライト、インカンテーションの末脚比較によいものさしとなりそうです。もちろん馬場状態は大きく異なっていますけどね。次走以降で距離短縮
してくるようなら改めて狙いかなと思っています。

ジェベルムーサはねぇ。どうしても差し脚質。今回は展開面で順番がくるかもと淡い期待をしてしまいました。負け方は想定した通り。差し馬の出番はなかったですからね。中京か東京、比較的後半勝負しやすいレイアウトを求めた時が注目でしょうか。カラダがしっかりできるのはもう少し先かもしれませんね。それも楽しみです。

アムールポエジーが控えたのは戦略だったのでしょう。関東オークスの脚のあがり方を踏まえてなお、前々で積極的に運ばないと勝機はないと見立てていました。1コーナーまでの入りで敗戦を予感したその感覚はここに書き記しておこうと思います。こちらもこれからの馬と思いますしね。



小倉記念も。

「好位の内」をすんなり取ったメイショウナルトの見事な押し切り勝ちでした。53kgの軽ハンデも奏功したと思いますが、なによりペース判断と気持ち早めの仕掛けのタイミング、武豊Jの判断はため息が出るばかりですね。

レースラップです。
12.3-10.8-11.1-12.0-11.8-11.9-12.2-11.8-11.3-11.9

こちらは3ハロン目が速かったですね。逃げたメイショウサミットは同一馬主のアシストとも見えますが、溜め逃げしては勝機が薄かったでしょうから。

メイショウナルトのポジションは少し離れた後続馬群の内々。好位、という表現からすると後ろ過ぎるでしょうが、エクスペディションに蓋をして、外の有力馬に前にはいられないようけん制しつつ、逃げ馬を追いかけ過ぎないポジショニング。おそらくレース前半のナルトは12秒に近い、加減速の少ないラップを踏んでいたのでは。後半の俊敏な捲りを生んだ要因と思われます。

残り600mから一気に動いた判断も絶妙。ひとつふたつ遅ければ、前から下がるメイショウサミットやタムロスカイに蓋をされたか、外からマイネルラクリマかラブリーデイに被せられていたでしょう。そのまま最後までもたせましたから、よりその思い切りのよさが映えた格好です。

しかし稍重でも内々で立ち回ったメイショウナルトとは。予想ではラブリーデイ、マイネルラクリマの力を重視して、3連複の3頭目をマックスドリーム、セイクリッドセブン、ゲシュタルトなど人気低めの差し馬にしちゃいました。完全に読み違えですね。しかしまさかゲシュタルトが思い切って前にいくとは。。。

ラブリーデイはイメージに近い好パフォーマンス。ひとつ前で進めたマイネルラクリマとの直線でのしばき合い、もとい凌ぎ合いは見栄えしましたね。2着で賞金加算できたのは大きかったかな。次走次第ですが菊花賞まで覚えておくべきかもしれません。

マイネルラクリマは大善戦。1、2着は53kgでラクリマは58kg。2着争いしかり、この差は大きく出たようです。小倉での滞在調整もうまくいっていたようですし、実力はしっかり出せたのでは。ここを押し切れば府中の2000mでも大きく注目されたでしょうね。府中よりサンタアニタパーク?かもしれませんねー(適当



最後に。

レース後、インカンテーションの血統を調べていました。父シニスターミニスターはOld Trieste→A.P. Indy→Seattle Slewと父系を遡ってようやくイメージがつきました。シアトルスルーな一本調子かつ重厚な先行力は新潟ダート1800mを押し切るのに納得感あり。これに母父Machiavellianが柔らかめのストライドを足しているのかな。

などとふわふわ考えつつ、金曜に購入していた「サラBLOOD!」でここ数年間でデビューした種牡馬の特徴でもまとめてくれていたら有難いなーなどと思った次第でして。

いやまぁ、自分で調べろ的なことでもあるのですが、短時間で傾向をわしづかむにはプロの取材力と編集力に委ねるのが賢明と思っていまして。ディープ、キンカメ、ステイゴールドくらいはイメージしやすいですが、好成績を出す条件が偏っている種牡馬やなじみのない海外種牡馬の情報などは、読み物としてきれいにまとまっていると取っつき易くていいんですよね。「サラBLOOD!」は2号以降もあるかも?と前書きにありましたので、引き続き期待して待ちたいと思います。



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