2013.11.05


金沢にやってまいりました。

JBC前日に陸路で東京から金沢入り。アルゼンチン共和国杯とみやこSの結果は、移動の車中にテキストで確認しました。JBCにものすごい思い入れがあるというよりは、金沢競馬に繰り出すいいきっかけと思っての遠征となりました。1日3つのG1開催は史上初、ポスターデザインも振るっていました。特設サイトTOPも同じデザインですね。
JBC特設サイト2013

当日は金沢駅からシャトルバス。午前中だったこともあってか、20分くらいの道程はスムーズ。ただ競馬場に隣接する駐車場がすでに埋まっていまして。かなり広いんですけどね、軽くびびりながら入場しました。入口をパシャッとやったのはこちら。
金沢競馬場入口

早速、馬場へ。前日から当日朝まで降ったり止んだりしていた雨の影響を確認しました。不良の発表どおり、内側に少々水の浮いた状態。雑誌UMAJINで渡辺壮と吉原寛人の新旧リーディングジョッキー対談の記事を目にしていましたが、そこでは内側の砂が深くなりやすい傾向について語られていまして、水の浮き方がそれを裏付けているように見えました。

到着してすぐのレースの返し馬の音。半ば水の表面を叩いているようなパチッパチッとした蹄音。砂質が独特という話も書いてあったように記憶していますが(すみません、いま手元になくて)なんというか、砂に保水力があるといいますか。ジャリとした感じと相まって、脚抜きのよさとはちょっと違う、波打ち際の砂のような印象でした。昼まで陽がでませんでしたので、このまま不良馬場だろうなとも思っていました。

そうそう、その対談にはレースの特徴についても触れています。好位の外を3コーナーから伸びていく馬が勝ちやすいと話されていました。コーナー半径が小さく内側の砂が厚めであれば、遠心力に逆らって内にこだわる理由も少ないかもしれない。という予備知識とその確認をしてからメイン3連発に臨みました。



JBCレディスクラシックから。

メーデイアは強かったですね。一縷の望みをかけて外枠のアクティビューティを推したのですが、内枠からきれいにポジショニングした時点で勝負ありでした。横綱競馬でG1戴冠、お見事でした。

レース後の浜中のコメントも振るっていました。メーデイアの父キングヘイローは師匠坂口調教師の管理馬。間接的な恩返しという言葉は準備していたかを問わず、見事なそれでした。こちとらダービー本命でしたからw「そっかぁ、キングヘイローだよなぁ」と不意に感慨にふける感じ。

アクティビューティの善戦。それをアシストしたのは吉田隼人の1コーナーの入りだと思っています。内にスペースを見つけてから1コーナーのカーブに沿わせるように前進を促す扶助。2番枠から先行したメーデイアの直後につけることができていました。ここで内に潜り込めないと外々で脚を使うことになっていたでしょう。積極的な判断は勝負にいっている証と受け取りました。やりますねぇ。

パドックでは首ブンブンでしたが、上手く捉えられたかなという1枚。
アクティビューティ


また、トシキャンディのトモがパンパンなのも気になりましたが、パンプアップしたパワーが要る馬場ではない印象がありまして馬券では重く扱いませんでした。大井なら、とちょっと思いましたね。



JBCスプリント。

エスポワールシチーは外枠もあり、他のスプリント寄りの先行馬の存在もあり、中団からレースを進めることになるのだろうと想像してはいましたが、まさか差し切れるとは。。。 ええ、軽視をしておりました。セイントメモリー、サマリーズが作り出すであろう前傾気味のペースでなし崩してしまうイメージを持っていました。で、そのひとつ後ろのセイクリムズンとテスタマッタとどちらにしようかと。はい、読み違えですw テスタマッタじゃありませんでしたね。

後藤は佐藤哲三といっしょに戦略を練っていた模様。4コーナーの手応えでやられたーと思っていました。1400mは短いという先入観がついに拭えなかったですね。セイントメモリーやセイクリムズンの脚の上がり方を見ると、1600mくらいの持久力が問われる流れになったのでしょう。ん?JBCマイル?

エスポワールシチーはこれでG1・9勝目。ヴァーミリアンに並びました。そっかー並んだかー、という感慨。1戦1戦、感じ入りすぎですねw ヴァーミリアン同様、世代を超えてさまざまなライバルと鎬を削っての戦歴ですから、素晴らしいの一言。全盛期の馬体の張りをみている分、パドックではヘンに割引した格好。失礼いたしました。

そして完全に盲点のドリームバレンチノ、こちらは3コーナーで内に誘導したデムーロの判断が光りました。昼から晴れ間が見えたとはいえ、まだ内には水が浮いた状態。ひょっとしたらそれまでのレースに乗っていなかったことがミルコの思い切りの良さにつながったのかな。まさか直線内をすくうとは。ただ追走と直線の伸びを見ると、やっぱり1200mのほうがいいかなーという感想も。次走はどこになるでしょうね。



JBCクラシック。

パドックではホッコータルマエの1択でした。気にかけていたのは最内枠。2100mのレイアウトから最初の3コーナーまでプッシュして先行するだろうとは思っていましたが、逃げ馬が見当たらない分の紛れも引っかかってしまい。その分クリソライトに逆転の目を託して多めに買い物をしてしまいました。思い切りが悪かったなぁ。

思い切りがよかったのは幸でしたね。レース後「予定外」と話していましたが、逃げたことでマイペースを保つことができたようです。1番人気がマイペースですからね。スタミナの残量を測りながら勝負に行ったワンダーアキュート武豊と、つかずはなれず追走しながら溜めを作ってラストに賭けたソリタリーキング福永。いずれもホッコーの早めスパートに対抗はしきれませんでした。

ジャパンカップダート、前年覇者のニホンピロアワーズ、早め先頭で押し切ったブライトラインなどとどう交錯するでしょうね。阪神1800mのロケーションも今年で見納めと思うとなかなか感慨深いものがあります。やっぱり感じ入ってばっかりだなw

一応、写真はこちら。すぐそばにいたファミリーのちっちゃい子がパタパタしているのを「おぅ」とやり過ごしたらいっしょにソリタリーキングまでやり過ごしちゃうリズムの中で撮りましたw いや、微笑ましさの勝利ですよ。
ホッコータルマエ


一方、クリソライトとハタノヴァンクールは別次元で勝負しているように見えました。1周目のスタンド前、ワンダーアキュートの後ろでのつばぜり合い。1コーナーでクリソライトが膨れることでひと段落したようですが、内田は終始ハタノのほうに顔を向ける仕草。なにがあったんでしょう、映像を見返しても読み取れませんでした。そして失速したハタノヴァンクールのその後。故障でなければよいのですが、心配です。



そうですね、当日の動きはバタバタしていました。前のレース終了からダッシュでパドックに駆けつけ、ひと足早くパドックを離脱、モニターを観ながら(ここで勝利ジョッキーインタビューとリプレイを確認)券売機の列に並びつつマークシートを記入(人数がすごいですので)。すべて早め早めの動きでした。なにか楽しくなってきちゃってましたねw はい次、はい次、みたいなルーティンの心地よさがありましたw 集中して堪能できた証拠かもしれません。


JBCの結果はこちらでまとまっています。
JBC特設サイト2013 レース結果・映像



最後に。

前日の夜は片町にあるおでん屋さん。当日の朝はホテルで和食御膳。場内では五平餅をパクつき、夜はのど黒のお刺身。都度どうしようと調べたりしながら動いていたのですが、なにやらグルメ旅の様相でしたw えぇ、うらやましがっていただければ幸いですw

ただ、おでんにしても出し巻きたまごにしてもお味噌汁にしても、出汁の取り方がやさしかったなぁと。特に食通なわけではないのでろくに分析もできませんが、東京でも京都でも記憶にない感じでした。金沢特有な文化があるなら、いい体験をしたなぁと思っているところです。



…もっと早くJBC開催すればよかったのに、と思いながらの帰路でした。新幹線が通ればよりアクセスしやすくなりますしね。また機会を見つけて来たいと思います。


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