2013.12.08


レッドリヴェール、ハープスターの猛追を凌ぎました。

ゴール前は熱かったですねー。フォーエバーモアが内で粘るところ、外からレッドリヴェールが気持ちの切れないピッチ走法で交わしたと思ったら、川田がハープスターを2頭の間に捻じ込んでいくという。観た方が断然よいので描写はこのくらいでw パークウインズ府中で観ていたのですが、ゴール前のリプレイ映像が流れたときが一番どよめきが大きかった印象。ハナ差に強いこともそうですが、力の要る馬場や展開に左右されにくいことがステイゴールドらしさを醸し出していますね。


レースラップです。
12.2-10.6-11.4-12.1-12.1-11.7-11.6-12.2


レッドリヴェール。スタートから内々を有力馬より前々で進む展開。多少掘れる馬場でしたが、札幌2歳のパフォーマンスがありますからね。懸念でいうなら馬場ではなく馬体重でした。-8の418kgはステイゴールドでなければ相当心配になるところ。追い切りの動きは大きく見せていましたが、パドックでも際立ったものは感じられず。展開面で目標になる可能性も込みで本命視は避けたのですが、いや、リヴェールには失礼な見立てでした。がんばり屋さんですね。

戸崎の移籍後初G1。早く獲っちゃえ的なアンカツとのインタビュー記事も見ていましたし、見ている側からすればようやくの感もあります。贅沢で雑な物申しですけどね。先頭ないし最後方など、意識して極端に振った展開を求めるタイプでない印象がありまして。流れにのって力を出し切るには、人馬の特性が合っていたのかもしれません。ますますの活躍を期待しています。

個人的にはアグネスデキシイの妹がG1に届いたのかー、という感傷もありまして。フジの中継、ゲストは岡部さんでしたが、デキシイのことは脳裏に浮かんだでしょうかね。札幌2歳の回顧記事でちらっと書いていましたので、内容はそちらで。お兄さんは輪をかけたピッチ走法でしたよ。
more than a DECADE 新潟記念


ハープスター。臨戦過程にかなり?がついていました。冬毛が目立ち、全体的に皮下脂肪がうっすら一枚ついているシルエット。久々かつG1でその仕上げということは、何か仕上げきれない事情があるか、相当先を見据えた戦略か。

島田さんの武豊本でベガのエリザベス女王杯の経緯が紹介されていたと記憶していますが、状態面での不安を抱えたままレースに向かわざるを得ない状況があったようでして。祖母ベガと同じトレーナー。仕上げに不安があっても明確なコメントはださないタイプでしょうから、そうした先入観をもって先のパドックの印象を整理することに。

落ち着きすぎるタイプが仕上がり途上の重さを抱えるなら、勝負どころで鋭敏に動けない可能性があると考えました。能力は抜けている見立てでしたが、頭は外すかも。色気がでましたねw これで単穴を本命に格上げする方針に切り替えました。えぇえぇ、半分しか合っていませんでしたよw

パトロールフィルムを観る限り、3コーナーまでの川田は外に出すためのコース取りに苦心しているようでした。外々へ張り出すような進め方が見て取れます。ただ結果的に、直線に向くまでずっとグランシェリーに被せられるポジションに収まってしまいました。くしくも有馬記念のCMで取り上げられているテイエムオペラオー包囲網のよう…、いやそこまではいかなかったかな。それでも鞍上浜中、さすがリーディングを獲っただけのことはあります。これでハープスターは内へ舵を切らざるを得なくなったと見ています。

トレーナーは内を突いたことに納得できないとのコメントを残したようですが、万全の仕上がりであればもっと大胆に後方待機策を取ることもできたかもしれません。敗因というのはどうしても玉虫色になるものと心得ていますが、今回はジョッキーにすべてを帰すには当たらないと思っています。強いていうなら残り100mでフォームが崩れたあたりですかね。悲観する内容ではないでしょうから、引き続き来春を期待して待ちたいと思います。


フォーエバーモア。パドックでの伸びやかできびきびした歩様から、3頭目を流す際には含めるという評価。これは合っていましたね。準メイン、オリオンSで勝ったアドマイヤフライトは2番手から押し切る競馬。もちろんマイルのペースは全く異なりますが、先行が全くダメな馬場ではなさそうという見立てがあったので。ちゃんと反省しておきますよ。

鞍上の追い方。ダンスとは揶揄の表現として見かけることがありますが、今回は膝を支点にしっかり腰を入れて馬のリズムに合った動作になっていたように見えました。この春夏はブレーキになる場面も散見されたと思っていますが、自分なりのリズム、フォームをものにし始めているのかもしれません。

ちょこっとだけ。こうした議論は多分に個人の見た印象で語ることになりますから、たとえば馬の邪魔をしているか、その真偽のほどは確かめようもないのですが、客観的に確かめられないからこそ、いちファンの見立てで断じてしまってよいのではないかと思っています。ただし揶揄ではなく、予想の上で評価しない、あるいは好きか嫌いか、こうした意思表示があれば十分かなと。最近、福永のコメントでよく聞かれる「馬を動かさないと」という感覚。各ジョッキーの間で試行錯誤するベクトルが生じているなら、前向きな流れと捉えるべきかもしれません。


マジックタイム。直線の坂で脚色が鈍りました。直線の外差しに徹すれば可能性があると思ったのですが。。。 期待が強すぎました。敗因は今日の馬場に対してのパワー不足と、輸送による馬体重減と見ています。

馬体のスケール感は見て取ったのですが、ハーツクライ産駒の成長はもう少し先、というもともとの認識を重視すべきでした。ハーツ自身もそうでしたが、本当にパワーがつくまで少しかかる印象があるんですよね。新潟の2勝目ラスト1ハロン、微妙にですが先行馬と一緒に脚色を鈍らせたあたりにパワー不足を見立てていたのにね。

中川厩舎の経験値もあったでしょうか。今年、阪神への遠征は調べた限り2回、かな。人馬とも重賞未勝利で遠征経験が豊富でないなか微に入り細に入るケアができるか、難しいハードルだったかもしれません。ただ、経験が積めるということはいい馬が少なくなく回転してきているということでもあるでしょうから。こちらも来春を期待していきたいと思っています。…そうすると、後藤浩輝の手綱さばきに少し期待しすぎた格好かな。


クリスマス。デムーロのコメントを待ちたいところですが、進め方は昨日のハナズゴールのようでした。あの脚の使い方は今後につながるように思っています。全くの適性外と思っていたので正直意外でした。力はありますね。


マーブルカテドラル。アルテミスSでは本命でしたが、どうにもスケール感で見劣る心象がありまして。血統もあるのかなー、評価は上げ切れませんでした。善戦の4着は納得というところです。ダイワメジャー、直線の長いロケーションで平均ペース以外ですと、あまり相性がよくない印象がありまして。超個人的にですが、今後予想の盲点にならないように気をつけておこうと思っています。

一方、田辺の乗り方は好印象。あの乗り方が躊躇なくできるのなら、もっと力のある馬が回ってきて欲しいですねー。川田がどうこうではなく、ハープスターは合うように思っていたり。



最後に。

レッドリヴェールを一口もっている方とSNSで絡んでおりまして。すばらしい「ひき」と感嘆するばかり。直線、自分にマジックタイムが訪れない(笑うところですw)ことがわかってからは、リヴェールいけ!いけ!うわハープ!うわ!残したか!?みたいな興奮がございましたw ご本人のテンションの浮き沈みが想像できるだけに、ひとごとじゃなくなっていましたね。おめでとうございました。きっと人生のピークですねw ちょっとうらやましい分妬みも入れておきますよーw



最後の最後に。

キズナ有馬記念回避。コンディションが万全でないという調教師のコメントがありました。オルフェーヴルとの再戦は激しく観てみたかったわけですが、来年がある馬ですからね。京都の下りを2回駆けたときにどうなるか、早速そこにイメージが切り替わっております。合うはずですからね。

しかし、エピファネイアもそうでしたが、日曜に有力馬が次走回避を発表するのは今後のトレンドになるのでしょうか。ファンは目の前のレースに気持ちを奪われていますからね。ショックの緩和策としては妥当かもしれません。雑念をはさまずにレースに集中したいとは思いますけどね。


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