2014.03.03


ジャスタウェイのイン強襲が決まりました。

4コーナー、ここしか狙うところがないというタイミングでジャスタウェイをぐいとねじ込む騎乗。トウケイヘイローが武豊でなければ別のアイデアで勝負したのではないでしょうか。過怠金1万円は野暮というものでしょう。「不細工な騎乗」とは本人の弁ですし、やむを得ない状況下でのけん制だったと思うのですが、それでも。名手の狙いは堪能できました。

追い切りの動きがパワフルだったのは確認していました。出来だけで判断しろと言われれば本命でしたねー。横山鞍上ですから「中山のセオリー(勝利ジョッキーインタビューから)」通り前々にポジショニングするのは想定できましたし、軽視はできないと思っていました。でもなー、展開面でトウケイヘイローに重きをおく、人気を追従したような予想に着地していました。日中、別用で出かけていたため事前に馬券をしこんでいまして、馬場の悪化がよくわからず…というのは言い訳に過ぎませんねぇw


レースラップです。
13.0-12.2-12.1-12.2-11.6-11.8-12.3-12.1-12.5

とにもかくにもトウケイヘイローの出遅れ。2ハロン目の戸惑うような12.2は象徴的ですね。レース後のコメントから、扉に顔をぶつけて後ろに下がってからのスタートになってしまったとのこと。結構しゃがみこんでしまっている写真も確認しました。ドバイというキーワードから、スマートファルコンのドバイワールドカップを連想。前哨戦でよかった、と考えましょうか。今回は事故と割り切るのが賢明と受け取っているところです。

出遅れ後の鞍上の所作はさすが。前に馬がいると燃えてしまう気性をなだめつつ先頭を奪うとそこからは落ち着いたトウケイヘイローに。逃げの一手の脆さがでたのは確かですね。ラップタイムからしてかなり粘ったことの方に注目しています。調子落ちさえなければ、今回は度外視としてばっちり遠征してほしいと思っています。


アルキメデスが盲点でした。追い切りの按配が自分にはちょっと物足りなく映っていまして。悪くない出来なのですがライバルを凌駕するまでは…という評価に留めてしまいました。レース映像で馬場状態と粘り腰を確認して、あぁアドマイヤムーンだった…と気づく始末。あれよりひどかった宝塚記念の馬場は現地で観ていたのにねぇ。せめて押さえておくべきでした。


ロゴタイプの踏ん張り。皐月賞時の圧倒的な存在感からすると物足りなく映るのですが、よく粘り込みました。レース後にドバイ遠征とのコメントが聞こえてきましたが、復帰緒戦から時間をおかずの海外遠征、態勢は整うでしょうか。個人的にはかしわ記念に照準をしぼったコパノリッキー陣営とのコントラストを見てしまっています。ただ、タペタは合いそうなんですよね。悩ましいところでしょうかねぇ。


カレンミロティック、ダイワマッジョーレ、ダークシャドウ、エアソミュールあたり、今回の馬場にスポイルされたと見ています。緩くて掘れる馬場にマッチしなかったか、あるいは走法的にこなせていても蹴り続けるだけの持久力には欠けていたか、その両方か。少なくとも今年の日経賞やダービー卿CTにでてくるようなら評価は下げておこうかな…と思っています。


アユサンが心配。押し出されるような1コーナーまでの展開。そのままゴールに向けてポジションを下げるばかりでした。スタート直後の手の動きから前々にポジショニングする意図があったように見えるのですが、坂を登り切ったあたりからスピードが付き過ぎてしまいました。順調ならヴィクトリアマイルでしょうが、これまでの差しを披露するにはポジションにこだわった成績度外視の1戦を余計に挟まないといけないような気がしています。府中での末脚を楽しみにしていますが、どうなるでしょうね。


しかし、中山の馬場状態。前回の記事で懸念したことが割と実現されてしまった感がございます。このまま悪化が進むと皐月賞はゴールドシップの年のような見栄えになるでしょうかね。

掘れてしまうこと自体はあまり問題だとは思っていません。あー、レース後の疲労が抜けない馬が増えてしまう懸念はありますね。自分が気になっているのは、その後の開催、府中や京都の馬場状態とのギャップが強すぎることで、中山でのパフォーマンスが簡単に参考外になってしまうこと。いい意味で予想が難航するなら頑張りますけどねー。昨年の札幌記念のように先の大レースに繋がっていくでしょうか。

…とりあえずトーセンスターダムはキズナと同じローテーションが賢明のように思えてきました。



ちょっとだけ阪急杯も。

コパノリチャードの逃げ切りは想定していた展開のひとつでしたが、浜中がしっかりやり切りましたね。土日とも逃げ切りで重賞Vとは。上がりを見ても差しにくい馬場が味方したものと思っています。

レースラップはこちら。
12.2-10.7-10.9-11.1-11.2-11.8-12.8

前半これだけ突っ込まれたら、後続の追走とスパートのタイミングは難しくなりますね。直線にはいって、逃げ馬を頂点にだらっと末広がる馬群は、差せない展開をよく表しています。

自分はレッドオーヴァルの単複。サンカルロが内から差しこんできましたがなんとか3着に粘り込んでくれました。陣営的には本賞金加算を望んでいたことでしょう。リニューアルした中京1200なら見てみたいと思っていましたが、今後の進路が悩ましくなった格好でしょうか。個人的には阪神牝馬からヴィクトリアマイルにチャレンジしてほしいですが、どうなるでしょうね。1600が背伸びなのは承知の上で、見てみたいと思っています。

あー、あとプリムラブルガリスの複勝をちまっと買っていました。追い切りで見て取ったパワーと躍動感に1票という感じでしたが、もう少しでしたね。展開待ちの脚質がうまく嵌った分でしょうが、今後どこかでやってくれるかもしれません。



最後に。

日曜の阪神新馬戦。サトノフラクタルのパフォーマンスはなかなか見ごたえがありました。

レースラップはこんな感じ。
13.2-11.6-13.4-13.2-12.5-12.0-11.6-11.5-12.0-12.3

スタートからかなり耳を立てての逃げ。残り1000m過ぎから、たまりかねたような幸のディライトフルの追撃を受けてラップが上昇。耳をしばしばしながら4コーナーを雁行し、先頭を譲らないまま直線で突き放す展開。前半の緩ペースと後半のかなりな持続力と。じっくり鍛えてダービーで観られるとよいなー、というのが率直な感想です。でも鞍上和田はバンドワゴンがいますからね。引き続き任されるならうれしい悩みとなるのでしょうか。ちょっと期待して待ちたいと思います。


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