2014.03.24

ロサギガンティア、出負けから突き抜けました。

リアルタイムでテレビ観戦していました。スタートで出負けした姿を確認した時点で、いったんピントを外してしまいましたね。いつの間にか向こう正面ではアジアエクスプレスの内。デムーロとルメールに重なるイメージですが、どうしてこうスルスルと位置取りを上げられるのでしょうね。4コーナーの勢いで勝ち負けだなと思って観ていました。

ただクラリティシチーの捲り上げを見届けている間だったので、一瞬この2頭で決まるなーとぬか喜びしたのはいけなかったですねw さすが2歳王者、ここに割って入るとは。上位3頭は本番でも十分吟味しないといけませんね。


レースラップです。
12.4-11.4-12.0-12.4-12.1-12.1-12.1-11.7-12.2

締まったラップに見えますね。3、4コーナーの馬場状態は変わらずでしょうから、登坂でぐっと突き放した上位3頭は、いや、アジアエクスプレスのパワーは相当なものと理解してよさそうです。

3、4コーナーのインを通らないで捲れる馬がいるかどうかを最優先に考えました。ウチパクへの乗り替わり、外枠を加味してクラリティシチーを連軸にする見立て。脚の使い方に不器用なイメージがありますね。個人的には母母タイキダイヤでヘンに納得していたりしていますけどね。先入観も奏功したかなー。

レースでもほぼ思った通りの仕掛け方でしたが、もう少しラストが甘くならずに粘り込めれば。うーん、この意味でもアジアエクスプレスのパワーは評価すべきなんですよね。


2歳王者。胸前バーン、トモもバーン、でも体幹がまだ緩めという印象の馬体。筋肉量はしっかり増していた分、動ければ上位争い、抜けた能力と捉えれば圧勝までイメージしていました。3、4コーナーでの加速がやはりポイントでしたね。馬場状態を加味しても俊敏にスピードに乗るまでのタイムラグがありました。朝日杯ではムーアの厳しさが加速を助けましたが、今回は条件が違いますからね。

乗り替わり緒戦、戸崎のリードは十分だと思っています。動かしていく必要のあるタイプには手が合うのでしょう。ゴール前までグイグイとスピードにのせていきました。カラダの使い方、手応えと加速するまでの感覚を得たことは前哨戦としては及第点。皐月賞に目途はたったと思っています。追加登録料が要るのかな、是非見てみたいですね。良馬場希望です。


勝ったロサギガンティア。戦前は、中山2000を機敏に動けるタイプが内枠かー、と思って見ていました。アジアエクスプレス、クラリティシチーの両馬にその要素が見当たらなかった分、馬場を差し引いても軽視禁物、という見立ては合っていましたね。ポイントは本番での乗り替わり。善臣さんかー。手戻りなので悪くはないのですが、今日のパフォーマンスとはちょっとイメージ違うんですよね。

しかし、イスラボニータもそうですが、ここに来てのフジキセキ産駒。吉沢譲治さんの本でフジキセキの優秀な長兄っぷりを読んだことがありましたが、まだまだ衰えていないようですねー。この後どうパンプアップしていくかも注目かなと思います。


一方のベルキャニオン。ホープフルSで中山をこなしている分の人気だったと思いますが、自分は評価を下げました。上位人気の中では最も馬場にスポイルされるタイプ、という見立てでした。

道中はそれ以前に、ずっと外に逃げていたという鞍上のコメントがありました。気性面で難しくなっている可能性はあるのでしょうが、ただ直線入口でモーリスに進路を取られつつ最後までバテていないあたり、それだけが問題でもないような。コーナーでの加速の不器用さは馬とも人ともつかないそれですね。…軽くディスっていることになるでしょうか。むむ。


ひとつ。ロサギガンティアのあの脚捌きからすると、中山の3、4コーナーは単に荒れ馬場なのではなくて、パワーがあればスピードを担保できる程度のコンディションなのではないか、というイメージに至っています。いずれにせよこれ以上軽くなる馬場ではないですからね。あと1か月、どう変遷するでしょう。

なお、このレースでのクラリティシチーのパフォーマンスはひとつの物差しとして機能しそうです。これに抗しきれなかった4着以下はG1では厳しいかな。モーリスとか、いい出来でしたけどね。



一方の阪神大賞典。

ゴールドシップが力通りのパフォーマンスを見せましたね。スタートからの岩田の所作も、大きなアクションながらクラッチを外してふかしているような、いわゆる様子見だったと映っています。少し前を追っかけましたが、2番手で納得するのも早かったような。道中のコンタクト、4コーナーの反応も含め、ゴールドシップの意思を尊重するような運び方。個人的にはきれいに立ち回った、共同通信杯の反応に近い印象をもちました。


レースラップです。
13.3-12.2-12.7-12.5-12.5-12.4-12.6-12.9-12.8-12.4-12.7-12.6-11.8-11.3-11.9

期待していたバンデですが、まだこれから成長していく馬体でしょうかね。リラックスした逃げが必要なのに、鞍上は手綱をもつシーンが多い印象。2周目の3コーナーでは緊張が抜けたように膨らんだコーナリングを見せています。ここでストレスなくスピードアップできたら、アドマイヤラクティが追いつけない2着があったかもしれませんが、現状の仕上がりではここまで、ということなのでしょうね。

鞍上もこの1戦のためだけ、というレースをしていませんので、先々の課題が見つかったと前向きに捉えて待つのがよいのでしょう。

サトノノブレスは気持ちの部分と馬場適性の面で評価を下げていました。少し軽い走りをしますし、気持ちも割と勝ったタイプですし。日経新春杯とは違って、いわゆる溜め殺しのような状況に陥ると思っていました。古い戦歴を持ち出すのもアレですが、若葉Sで着順を下げるリズムを踏襲した感じです。

…あー、さも予想が合っているように書きましたが、実はPAT投票が完了しておらず。サトノノブレスを下げてアドマイヤラクティを上げた自分の慧眼を自画自賛しつつ、指をくわえて見ているだけでございましたw あーあw


さて。ゴールドシップ復活、という表現は、結果が出たという点より前進気勢を尊重しつつレースを運べたことにあると思っています。これまでの主戦は道中パワープッシュして展開に嵌めていくことに(不本意ながらでしょうが)自身が嵌っていった印象がありますので。これで天皇賞(春)に向けては前向きに臨むことができそうです。ただ、問題の鞍上は空席のまま。この1戦を見るだけなら、継続騎乗がベターとも思いますが、いまのタイミングでコンビ復活というのも、…ないかな。個人的には見てみたいですけどね。



最後に。

デムーロの日本語がさらに上手になっていますねー。勝利ジョッキーインタビュー、ハラハラしながら見る必要ないですもんね。通年の免許が取得できたらできたなりに周囲の評価も変わるのでしょうし、地方も含めたライセンスの問題は引き続き議論が必要とも思っていますが、心情的にはすぐにでも認めてほしい気分になりました。ルメールも挑戦するという報道がありましたし、こういう形でジョッキーのレベルが高く保たれるのも悪くない流れ、なのかもしれません。


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