2014.03.30


先ほどドバイミーティングが終わりました。

日本馬が結果を出せた2レースはいずれも鮮烈でした。そのあたりを中心にざざっと振り返っておこうと思います。じゃないと寝つけないですしねw


ドバイデューティフリーはジャスタウェイの完勝。
7R Dubai Duty Free | 2014 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

ペース問わず、外回ってくれば勝てるのでは、と雑なイメージを持っていましたが想像以上にはじけてくれました。メイダンの芝にしては相当速い時計が出ていたようで、馬場コンディションも味方してくれましたね。ゲートボーイとは上手く合わなかったというコメントが聞こえてきましたが、待機策は折り込み済という動きに見えました。

ハーツクライとドバイミーティング父仔制覇。グリーンチャンネルの中継でも触れていましたが、父の上昇カーブを彷彿とさせますね。着差をつけて勝ちましたのでレーティングも上がるでしょうか。以下は最新のランキングですが、ひょっとすると一時的にでも世界No.1になっちゃうかもしれませんね。
THE LONGINES WORLD'S BEST RACEHORSE RANKINGS 20140314

ラップタイムはわかりませんが、カラダの運びを観る限りはトウケイヘイローは息を入れるところがないペースで引っ張ったように見えました。おそらくは鞍上の意図、中途半端なペースにするつもりはなかったのだと思いますが、結果的には厳しい流れになったようです。あー、あるいは日本勢2頭のアシストも含んで速めのラップを踏んだかもしれませんね。よく粘った7着でした。

ロゴタイプは6着。上手く前に馬を置いていましたが、かなり力んだ追走。直線の失速はやむなしという印象です。個人的にはタペタで観てみたかったですけどね。ナイストライでした。



ドバイシーマクラシックはジェンティルドンナ、リベンジ成りました。
8R Dubai Sheema Classic | 2014 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

道中は中団の内から。ただ4コーナーの位置関係からかなりいやな予感。案の定と申しますか、内も外も進路が取れないポジションにはいりました。強引に外に切り返してからの差し切りはお見事。外から閉めてきたのが2着のシリュスデゼーグルですから、脚があがって進路確保というわけにもいかないですしね。

結果論かもしれませんが、狭いところで馬が怒った状態になったことも奏効したように思います。ゴール直後は首をブンブンやって怒りをあらわにしているようでしたしw 意図的に怒らせたのならムーア恐るべしなんですけどね。

ディープインパクト産駒の海外G1初制覇?と思ったのですが、ビューティーパーラーが仏1000ギニーを勝ってますね。それよりは日本の3冠牝馬でジャパンカップ馬がドバイを制した事実の方が重いでしょう。日本とドバイの価値をつなぐ。海外遠征を続ける意味を受け取りなおしたように思っています。合田さん曰く「来なきゃダメですよ」。はい。

あー、ちょっとだけタラレバ。こういうレースならブエナビスタでも結果が出ていたかもしれませんね。

一方のデニムアンドルビーは10着。押し出されるように先頭に立ってしまった姿は鞍上の経験不足と断じてもよいかもしれません。先頭に「立ってしまった」とはレース後の浜中のコメント。スタートからの初速の違いなど原因は挙げられるのでしょうが、先頭に立つプランがないなりの立ち回りだったかというと。。。 古い記憶ですがキングヘイローの日本ダービーを思い出してしまいました。ちょっとだけトゥザヴィクトリー…という連想はトゥザヴィクトリーに失礼ですね。残念でした。



日本馬の負けたレースだから扱いが軽い、というわけではないのですが、ブライトライン、ホッコータルマエ、ベルシャザールの負け方はいずれもスピード不足が大きな要因と映っています。タペタのコンディション(にも幅はありますが)と、日本のダートというかサンドのコンディションにはかなりの開きがある、という印象を改めて強く持ちました。

すでに中山記念からヴィクトワールピサが結果を出していますのでアレですが、ダート馬場からドバイワールドカップへ、というローテーションは、ナドアルシバ時代の先入観として処理した方がよいように思っているところです。

日本のサンド馬場とそこに適性を示す馬について、グローバルに受け入れられる進化を求めるよりは、日本独自のニッチな環境として存続していった方がよいのかもしれませんね。結果的に熟成の時期を経てドイツ血統が求められるように、日本のダート血統が少し長めの見通しの中でうまく温存されていくとよいのかな、などとごにょごにょ考えておりました。ワールドカップを勝ったアフリカンストーリーに罪はありません。タペタ専用機と評価されることが将来大きな付加価値となりうるのかは正直わかりませんけどね。



最後に。

ゴールデンシャヒーンは香港勢のワンツーでした。が、昨年末の香港スプリントでその2頭の5馬身以上前に、世界のロードカナロアがいた事実。このドバイミーティングで評価を上げた日本馬の中に、すでに種馬になっている昨年の年度代表馬を含めておく必要があるかもですね。

一応オフィシャルHPのリンクも。しばらくはつながりにくいと思われます。
Dubai Racing Club


さぁ、しっかりひと眠りしてから、雨中の名古屋決戦とまいりましょうか!


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