2014.05.19

ヴィルシーナの連覇達成でした。

この土日の馬場から先行策を取ることは十分予見していました。パドックでの見栄えで、前走の大敗からの巻き返しも十分予見していました。しかしまさか逃げ切るとは。前後半は46.3-46.1と、先週のNHKマイルをトレースするようなイーブンラップ。ここがちょっとイメージとは違ったんですよねー。言い訳でございますよーw

レースラップです。
12.4-10.8-11.4-11.7-11.9-11.4-11.2-11.6

ポイントは序盤、迷いのない鞍上の所作だったと思っています。内からクロフネサプライズが負荷を抑えながら先頭を伺うところに、内田はグイグイとかぶせていきました。パトロールフィルムを見ると14番枠からビシッと斜めに進路をとる姿が確認できます。先手を取り切るつもりでしたね。

一方の柴山は争いを避けるように手綱を引いて2番手に。ヴィルシーナをいったん内にやり過ごして外に切り返しましたが、クロフネサプライズの首は左右にブンブンと振れています。確かに無用な争いを避けることはできましたが、このあとヴィルシーナの後ろから、ヴィルシーナの上がりを上回って勝つつもりだったのか。個人的には主張が弱かったと思っていますが、結果としてこれがヴィルシーナのイーブンラップを演出しました。

個人的にはクロフネサプライズが若干の前傾ラップを踏むと見立てていまして。勝機を見出すなら先手を取り切ることだと思っていましたが、違いましたね。いわゆる、当てが外れた格好です。そっかー控えるかーと思ってみていました。

なお、その後ろにメイショウマンボ、ストレイトガール、デニムアンドルビーと並んで内ラチぴったりを回るなら…。デニムアンドルビーの長い末脚が内から見られるかも、などと思って浜中の胆力に期待するという、成立しているようないないようなストーリーを思い描いてしまいました。。。 メイショウマンボ、ストレイトガールあたりはイメージ近かったですけどね。


メイショウマンボ。

前日までは、マイルの澱みないペースで脚の使いどころが難しくなるような印象がありました。が、当日パドックで見てだいぶ補正。好馬体でしたねー。100%の出来ではなさそうでしたが容積の大きさを感じました。昨年オークスで見た印象とはだいぶ違っていました。当時感じていた肩関節の可動域の狭さもそこまで気にはなりませんでしたし。肺活量では18頭で1番、という見立てで落ち着いていました。府中のマイルはベストでなくとも、地力で勝ち負けまでもってくるというイメージに収斂しました。

レース後のコメントは、鞍上が現状の出来での好走を評価し、調教師が仕上げについて謝るという内容。次走は宝塚かな。楽しみです。


ストレイトガール。

思った以上に溜める作戦にでましたね。岩田と1枠ですから、あとはエルフィンS以来の1600mがどう出るかだけでした。高松宮記念の内容から、メリハリの効いたラップメイクは可能と思っていましたよ。安田記念?この馬場状態が続くなら、無視はできないでしょうか。


ホエールキャプチャ。

仕上がりも距離も馬場も実績も、一番隙のない存在でした。一昨年と走破タイムは同じ。横山の見事な立ち回りがあった分、むしろフィジカル的なパフォーマンスは今年のほうが上回っているかもしれません。それでも少し足りなかったのは何だったでしょうね。鞍上は故障について懸念を口にしていましたが、シンプルな敗因がない場合もありうるでしょう。少なくともメイショウマンボとの差はくっきり見えたでしょうか。


デニムアンドルビー。

スタートで馬群についていくこと、直線で内を突くこと。そのためにはハイペースではなく、少しだけレースが流れてくれる必要があると思っていました。実際の加速ポイントは4コーナー。あのタイミングでは他馬も膨らんで加速していますから、馬群の流れで外へ外へ振られていくでしょうね。。。 アンカツさんなら直線に正対するまで待っていたかな。でもそれで勝てる保障はないですからねぇ。33.2の上がり最速は皮肉にも終始内を狙ったストレイトガールと同じでした。


スマートレイアー。

阪神内回りで大きく出遅れ。向こう正面の長い直線を目いっぱい使って少しずつ出遅れを取り戻し、直線でまとめて差し切る。前走の勝ち方は汎用性の少ない特殊なパフォーマンスと見立てていました。デニムアンドルビーが脚を伸ばし切って、スマートレイアーの脚があがる。パドックでも少し細めのつくりに映りました。武豊の期待をこめたコメントを添えても、1番人気はちょっと酷だったかもしれません。…あー阪神1400mでG1を開催するなら面白そうですね。



最後に。

馬場の傾向はそれとして受け止めなければならないのでしょうが、オークスのハープスターはどうなるでしょうね。いまの馬場で、同厩のブエナビスタよろしく、後方一気ですべてを飲み込むことができるでしょうか。新潟の馬場をこなしている桜花賞馬。凱旋門賞とはちょっと異なる適性が問われる一戦になりそうです。楽しみですね。

…いま週間予報を見たら、週中に雨予報でしたけどねw

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