2014.06.30


ゴールドシップ、普段着の走りで連覇を達成しました。

完璧でしたねー。1コーナー手前、先団に取り付いていく姿でほぼ勝たれたなーと思っていました。リラックスして追走できていましたもんね。コーナーごとの通過順位は記録上あまり変わらないでしょうし、豊富なスタミナを十分発揮する点では昨年と同様ですが、だいぶ内容の異なる連覇だったと思っています。馬の気持ちを優先する、という姿勢があると違うものなんですねぇ。

レースラップです。
12.9-11.6-11.9-13.2-12.8-12.1-12.0-11.8-11.7-11.8-12.1

府中で観戦していましたので先ほどRacing Viewerの映像で細かいところを確認しました。ゴールドシップはスタートから強くプッシュすることなく、ゴール板から1コーナーに向けて少し手綱のテンションをあげたでしょうか、1コーナーでジェンティルドンナの外を確保するとあとはスピードを控える所作。13.2-12.8の減速ラップでは多少抑える場面がありましたが、1000m過ぎから3コーナーにかけて手綱のたわんだ状態で追走できていました。馬自身に納得感があったんでしょうかねー。4コーナーからはしっかり追い出すアクションで、メリハリの効いた乗り方がしっかり奏功していたのだと思っています。

1、2コーナーで緩んだ分、そこまで厳しいラップにはならなかったでしょうか。ヴィルシーナを3着に残した福永のペース配分が厳しさを緩和した面がありそうです。34秒台の上がりが出せない馬場、見立てた以上にパワーを要するコンディションだったでしょう、リラックスした追走も加味されて、ゴールドシップの脚色だけが際立ちました。

でもパフォーマンスそのものはいつものゴールドシップだったと思っています。条件が向いて普通に走ったらこうなりますよね。馬の気持ちにフォーカスした陣営の戦略は的を射た形になりました。ゲートでブオーと吼えることもありませんでしたしねw

…前日に記事を書いていましたが、あのときのテンションならそのまま単勝だけ買ってデンと構えていたと思っているところです。パドックでジェンティルドンナのお釣りのなさそうなパリッとした仕上げを見たら、ねぇ。単にグラグラと予想の足元がゆれてしまっただけなんですけどね。どうして可能性の低いほうに賭けてしまったんでしょうね。。。


ジェンティルドンナとウインバリアシオンについては、馬場以外にまとまった敗因が見つかっていません。個人的にはウインバリアシオンの心身の出来にちょっと?をもっていましたが、これだけ着差に影響するとは思っていないですし。見えない疲れで片付けたくはないんですけどね。


カレンミロティックは追い切りもパドックもよい印象でした。端的に馬場が合わないと考えて軽視していたのですが、全馬の上がりに強い差が生まれにくいなら、先行して2着というのは納得です。ちょっと力を要する中京とか、走ってますもんね。そこを狙えるようになりたいものです。


すばらしかったのはヒットザターゲット武豊。リアルタイムでは全く気がつきませんでしたが、これぞ穴馬をもってくる騎乗でした。インベタといいますかセコ乗りといいますか。気づいていない方は是非、改めて観てみてください。


残念だったのはホッコーブレーブ。直線半ばで窮屈な場所に入ってしまいました。4コーナーでゴールドシップの後ろへ展開し、内から外目へ展開することも可能だったと思いますが、明確な狙いがあっての判断だったのかな。馬場の内側の走りやすさを考慮したならちょっと納得感もあるのですが(その可能性を織り込んでジェンティルドンナを本命視したところもあります、はい、言い訳w)。

ただ、あの手応えのフェイムゲームとデニムアンドルビーの間を狙うのはちょっとリスキーだと思っていまして。鞍上はその種の視野をもっていないのかも、という疑問をもったことは記憶しておくつもりです。


デニムアンドルビーはスタートから気合をつけられての先行策。スタート直後の初速も含め、極端にスピードが乗らない状況は改善されつつあるのかもしれません。もともと息の長い末脚であることは了解していましたので掲示板は納得。内枠をうまく活かせた面もあるでしょう。個人的には札幌記念で見てみたいかなー。


メイショウマンボも出来は良かったと思っています。予想の上で軽視したのは坂路追い切りで再確認した、馬体の横幅。スリムなんですよね。パワーの要る馬場にはちょっと筋肉量が足りないかな、と判断した次第です。秋の京都でもう一度見たいですね。今回はノーカウントと考えてよいんじゃないかと思っています。



ゴールドシップ、登録はありますが凱旋門賞行くんでしょうかねー。一応、レース直後の記事によると様子を見ながら決定する形になるようです。
横山典とゴールドシップ、人馬一体の技|コラム|スポーツナビ

この流れだと継続騎乗でしょうか。コンタクトの仕方に工夫が要るわけですから、翻せば乗り手を選んでしまうわけで。ロンシャンの経験が少ない横山で臨むのは、あー、楽しみですねw


いちおう気になった件をひとつ。

宝塚記念に勝つとがBCターフの優先出走権を得られるのですが、Wikipediaによると出走馬の父馬が予め登録されていない場合は追加登録料の支払いがあるそうです。凱旋門賞でなくBCターフはいかがでしょう、と折に触れて思っていたのですが、海外遠征の助成もなくなったうえ種牡馬の追加登録料まで負担なら、ちょっとハードル高いですよね。
ブリーダーズカップ・チャレンジ - Wikipedia



最後に。

府中のターフビジョンで観戦していたのですが、レース直前にもくもくもくっと黒い雲が上空を覆ってきまして。昼過ぎは暑いくらいだったんですけどね。雨がパラツキ始めた中でのG1中継となりました。自分は雨に打たれながら観戦。こういうときは謎の根性を発揮いたしますです、はい。傘差したら後ろの方に邪魔ですしね。

ファンファーレの時の歓声は元気でしたねー。きっと現地にも負けない熱量だったと思います。…なにか対抗意識があるような書き方になってますけどw いや、春の府中開催、こういう締めくくりもアリだなぁーと思った次第でして。ことの区切り方は気持ちの盛り上げ方に通じますので、大事ですね。


さぁ、これでひと区切りして、本格的に夏競馬。どうやら会社の皆様もエスコートする機会もありそうです。放っておくといつまでも競馬の魅力を語ってしまいますのでね、竹野内豊さんよろしくスマートにいきたいものです。…でもあのCMもうるさいファンにしか見えないかなw
The GI story【宝塚記念編】 - YouTube

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