2014.07.10


カゼノコ、3冠を阻む末脚でした。

当日は有休をいただいていまして、日中にいくつか所用をこなして、夕方から現地に向かいました。勢いあまってモノレールに飛び込んだら羽田まで停車しない快速だったというおまけつき。大井競馬場をいったん通り過ぎるのはつらかったですねーw 余計な夜遊びでございました。あー、大井到着直後に佐々木竹見さんとおぼしき方とすれ違ったので、まぁ差し引きゼロということでw やっぱり驚きますよw

沖縄から徐々に北上する大型台風の影響、東京にはまだ及ばずでしたが、それでもメインレースのパドック直前から雨足が強くなっていました。返し馬で確認した際は水が浮くような状態ではありませんでしたので、稍重の発表からイメージ可能な、脚抜きの良い馬場だったといえそうです。ここまでは考慮していたんですけどね。

パドックではハッピースプリント。スケール感がひとまわり抜けている印象がありました。落ち着きを伴って大きく外々を周回する様は好感。JRA勢は善戦というイメージに留まりました。馬場状態と展開を考慮して、前々で立ち回るノースショアビーチと、京都の切れが鮮やかだったカゼノコを相手として重く取りました。

カゼノコが差し切るイメージもあるにはありましたが、パドックでの比較だけでいえばハッピースプリントを取らざるを得なかった、というのが自分の見立て。カゼノコは肩の出がちょっと固めに映ったんですよね。脚抜きのよさをプラスしても差し切るという確信には至りませんでした。展開と着差を見ると悪くない見立てだったようです。


レースラップです。
12.1-11.5-11.9-13.3-13.3-12.4-12.2-12.8-11.9-12.5

ハッピースプリントにとって不運だったのは、スタートから1コーナーまでのマキャヴィティの動きだったと思っています。スタート直後、大外のトーコーガイアが大きく内に寄れてマキャヴィティに接触、玉突き的にハッピースプリントも影響を受けています。その後、引っ掛かり気味になったマキャヴィティに外からプレッシャーをかけられる状態で1コーナーまで強めに踏んでいく展開になりました。

強気な先行策というよりは、前にはいられないようにするための対策。2コーナーから向こう正面でペースは落ち着きますが、その後の最加速と粘りこみを含めて、厳しい展開を招いてしまったようです。それでも強い内容。速くなった馬場よりは少し力が要るほうがよかったかもしれません。

トーシンブリザード以来の3冠は成らず。1倍台の人気にふさわしく、ゴール直後と着順掲示板が点灯した瞬間のスタンドは、やっぱり嘆息が大勢でした。今後が楽しみではありますが、適距離をどのあたりに見出していくのか、まだはっきりはしないかな。あーむしろこれからの楽しみと心得ましょうか。


カゼノコはその玉突きの影響で最後方まで下がって1コーナーを迎えました。結果論でしょうが、苦しい先行勢のペースにお付き合いしなかったことが奏功したような印象です。にしても4コーナー手前からの捲くり上げ(向こう正面からペースアップしてますけどね)、ゴールまで持続した末脚は見事なものでした。直線フィールザスマートと併せられたことや雨が味方した部分はあると思いますが、1コーナーの入りを見る限りは、地力がないと届きませんものね。切れ味たっぷりのジャパンダートダービー馬、秋はどんな内容になるでしょう。

帰宅してから、アグネスデジタルがテイエムオペラオーを差し切った天皇賞がじわじわと思い出されまして。父仔で似るものだなーと。あー、母タフネススターの追い込みをほうふつとさせる部分もありますね。どっちも、でよいかw このあたり経験の蓄積を馬券に活かせると良いんでしょうけどねー。馬券的には無難に馬連を取っただけとなりました。

そうそう、帰宅途上では引退レースのタイキシャトルを捉え切ったシーキングザパール(勝ったのはマイネルラヴですけど)を思い出していたり。強い先行馬がすべて振り切ったところで追い込みが届く、というのはゴール前まで見栄えがする展開になりますね。


ノースショアビーチ。逃げたエスティドゥーラが向こう正面中ほどで下がってしまったため、早め先頭となりました。鞍上村田もその時点で覚悟したでしょうか、むしろ手綱を軽く動かしながらエスティドゥーラをパスしていきました。ここでもうひとつ溜められたら、いろいろ違っていたかもしれません。が、これは今後ノースショアビーチを買う上での見立てにしようと思っています。レパードSで先行する姿に早くも期待したくなっております。よく粘ってくれました。


フィールザスマート。JRA勢の中では一番うまく立ち回っていたのではないでしょうか。大変失礼ながら、乗り替わって内田だとばかり思っていたので、このレース運びはお見事の一言。田中勝春のレース後コメントはしっかりチェックしたいと思います。パドックで見た馬体ももう一回り成長しそうな印象がありました。崩れていない戦歴も合わせて、これからに期待ですね。



最後に。

オオエライジンの献花台にも立ち寄りました。パニックを起こすことなく馬運車を待つ姿を思い起こしつつの記帳。ただ残念としかいいようがないのですが、こちらも静かに受け止めなければいけないですよね。年の功、キャリアの功は感受性の「鈍」であってほしくないな、とも改めて思い直しているところです。

個人的にオオエライジンのイメージは夏の大井。3歳限定の重賞はアメリカのトラヴァーズSにイメージを重ねるとしっくりきています。その優勝レイが展示されていたのはうれしくも驚きでした。どうぞ安らかに。
2011年黒潮盃 優勝レイ





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