2008.01.16
番組についてはJRAが決めることですが、ファンの機運も大事ですので
春を先取りして、さっくり書いてみます。

天皇賞(春)の距離、についてです。


欧米を中心に、けいばの短距離化が進んでいます。
理由は様々あるようですが、その結果
長距離のレース(一般に2500m以上)が以前ほど重要視されなくなっています。

昔の日本では、年2回行われる
3200mの天皇賞が最高の舞台でした。
そこを目指すステップレースも、平均して長い距離に設定されていました。

現在は天皇賞こそ3200mですが(春の京都のみ。秋は2000mに短縮)、
これが終わると2500m以上のレースは秋まで数えるほどしかありません。

目指すレースがなければ、適性のあるウマも減っていきます。
適性のあるウマが減れば、目指すレースも成立しなくなってしまいます。
鶏が先か、卵が先か。
マイナスのスパイラルは、ある瞬間から一気に加速してしまいます。


天皇賞(春)の距離を短縮しては、という議論があります。
自分は反対の立場をとります。
距離条件に、バラエティが必要と思うためです。
(ですから、日本にない4000mも800mもアリ!と思っています)

おそらく天皇賞(春)が短縮された場合、
目指すレースがなくなり、ジョッキーも乗り慣れず、
長距離が得意なウマ(ステイヤー)の底上げができなくなった日本からは
デルタブルースのような長距離のチャンピオンは
出なくなってしまうでしょう。
(菊花賞がなくなるほうがクリティカルかもしれませんが)

幸い、オーストラリアの長距離G1、メルボルンカップの優勝馬が
翌年の天皇賞(春)に招待されるとの発表がありました(今回だけ?)。
メルボルンカップは3200m。
これはJRAが、長距離レースでも国際交流を進める
=天皇賞(春)を3200mで維持していく、というメッセージだと
好意的に受け止めています。

具体策は様々、でしょうが
少しずつステイヤーの活躍の場を広げてほしいものです。


…ただひとつ悩ましいのは、距離短縮論にある
「京都2400mでG1を」という点。
これには大賛成なのです。

でも、じゃあ、いつ開催するのか?
天皇賞を邪魔せず、並び立つのがベターなのですが、またこれが悩ましい。
勝手に悩ましくもなりますとも。

京都大賞典?


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