2014.12.07


先日の月曜日、日本ウマ科学会に参加して来ました。ジャパンカップ翌日の開催が通例になっていますね。

ウマ科学会へのささやかなコミットも10年を越えていることになります。長いですねぇ。所用の都合、今年は特別講演だけの参加になったのですが、ここ数年は仕事のため参加できていなかったこともあって、いい刺激になりました。学校をでた後収入やら立場やらいろいろままならない時期に毎年行っていたことを考えれば、平日仕事でいけないというのは有難い状況でしょうか。複雑ですけどね。
第27回学術集会のお知らせ

併行開催されることが恒例になっている「JRA競走馬に関する調査研究発表会」、以前参加した時は、試験導入時点のエクイターフについていち早く知ることになりました。これはヤバイ、競走の価値が変わる、いろいろ影響があるはず、などと思いながら聞いていたのも懐かしいですね。

馬場つながりですが、今年はウマ科学会の口演で高速馬場とケガの関連について報告があったようです。資料だけ目を通しましたが(専門的なロジックはうまくスルーして読んでますけどm(_ _)m)、条件を限定した調査ながら明確な相関は認められない、という内容でした。馬場とケガの因果関係は端的に証明できるものではないでしょうからね。多くの調査、検証が積み上がっていくことを期待しています。


参加した特別講演は「ウマの心理とコミュニケーション」というテーマ。持田裕之氏が登壇、これまで存じ上げなかったのですが(すみません)、ナチュラルホースマンシップでは有名な方のようで、さっとググるだけで見つかりました。
ホースマンシップ講習会が行われる | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

専門的な言い方をすると「嫌悪刺激」による条件付け、ということになるでしょうか。弱いプレッシャーをかけ、その不快感を逃れる方法、方向性(=求める行動)を見つけたときにプレッシャーをリリース(解放)する、ということを繰り返して、求める行動パターンの習得と人間側の指示に従うマインドセットを養う。…かえってややこしい説明になっているでしょうか。

強制や脅迫ではなく、縛り付けて諦めさせるでもなく、弱いプレッシャーとリリースで信頼関係を醸成しながらコミュニケーションのお約束事をつくっていく。そのためには一貫した指示を出し続ける必要がある。…すべてでではないですが、ビジネスの場面で上司に求められる姿勢とも聞こえて来まして。大変参考になったのですが、ウマ科学会ですよねw

理性で状況を捉えるより興奮や恐怖、不安など感情面での処理が優先されてしまわないよう、リラックスした状況を作り出すことも前提になるとのこと。その意味では、レース前の興奮があるにしても、京阪杯でゲート入りをゴネたローブティサージュへの対応はやはりNGだろうな、という理解に至っております。あくまで個人の見解、とお断りしつつ。


知り合いの方にも久しぶりに直接ご挨拶できましたし、その意味でも有意義でした。滞納していた年会費もちゃんと納めましたよ。来年以降もタイミングが合えば参加していきたいと思います。写真は冊子と参加証、参加証は胸ポケにいれて使います。
日本ウマ科学会2014_講演要旨と参加証



さて、プライベートなご報告も。

ジャパンカップ前日の11月29日、結婚をいたしました。彼女とは学生の頃からお付き合いを続けていまして、ようやく?形をまとめるに至りました。おかげさまで滞りなく諸々終えることができましたが、今年はその準備に時間を割く場面が多く、特に秋のG1はじっくり馬柱と向き合うのはなかなか難しい状況でしたねぇ。

先の青森訪問しかり、競馬には理解のあるひとなのでその点はほんとによかったと思っています。ジャパンカップは夫婦で現地観戦いたしました。えぇえぇ出来た嫁ですよねw こちらはイスラボニータでお手付きをしたような予想を披露しましたが、彼女はビビッときたらしくスピルバーグのがんばれ馬券でプラス収支。…はじめての共同作業、うまくいかなかったでしょうかねw

生活のリズムをつくるまではブログのペースや質量にも少なくなく影響はありそうですが、気張らずに続けていくつもりではおります。引き続きご愛顧いただけると幸いでございます。



最後に。

さすがに「第15回」に違和感を覚えるチャンンピオンズカップ。土曜の午前にぱらついた雪はそこまで影響がないようにも見えています。中京1800がなんともイメージしにくいところなのですが、半笑いさんの「競馬で喰うためのラップタイムの参考書」を参照しつつ、イメージをまとめているところです。はい、ウラオモテなくパワープッシュな一冊ですよ。

コパノリッキーのJBCクラシックは序盤が厳しくなく、仕掛けのタイミングまで自身のペースで進められたアドバンテージが活きたと思っていまして。今回の予想は、その強さを疑うというよりは外枠発走から展開を味方につけられるかを疑うところから、と思っています。

追い切りと脚質からクリソライト、ホッコータルマエ、クリノスターオー、ローマンレジェンド。面白そうなのはこのあたりと見ています。カゼノコ、ワイドバッハは後方からの展開が嵌るか、ちょっと微妙かな。インカンテーションは残念ながら調子が上がってくるローテーションには見えないんですよね。新潟、京都の連勝が中京にトレースできるとも思いにくく。あとは明日、直前までゆらゆら悩もうと思います。

あー、いやな予感、的なレベルですが、ライアン・ムーアとクリノスターオーが合いそうな気がしているんですよね。この予感に積極的に乗るのか、こちらも直前まで引っ張ることになりそうです。


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