2015.01.31


時節を外した投稿ではございますが。

2014年の年度代表馬はジェンティルドンナ。2012年に続く2度目の栄誉となりました。レーティングを加味するとジャスタウェイかなーと思っていたんですけどね。

JRAの発表はこちら。
「2014年度JRA賞」決定!年度代表馬はジェンティルドンナ号!

投票結果はこちら。
2014年度JRA賞競走馬部門 記者投票集計結果

やはり3歳は牡馬牝馬ともに票が割れましたね。票差と実力の評価とレースの印象はなかなかきれいに一致しないところでしょう。個人的にはどちらも納得。神戸新聞杯がG1あるいは古馬との対決という条件だったら逆転でもよかったように思っています。あ、トーホウジャッカル少なすぎ、とか思いますけどね。


ほの暗い感想を述べるなら、「ロンジン ワールド ベスト レースホース」で表彰されたレーティング1、2位と、日本の年度表彰では温度感が違いますよね。
ロンジンワールドベストレースホースランキング及びJPNサラブレッドランキング 2014年

一方でホッコータルマエとコパノリッキーの票差はちょっと極端。国内の直接対決で言えば2勝2敗。G1はともに3勝。甲乙つけがたい戦歴ではあると思いますが、ここまでの差を生む、その決め手はどこだったのか。

あ、それら事実が即悪、ということではないですよ。もちろんジェンティルドンナやホッコータルマエが評価に値しないということでもなく、欧米の威光を背にすべきということでもないです。もちろん。


なんとなくなんですが、年度表彰の仕組みにそろそろアップデートがほしいなぁと思っています。毎年、各個人の思惑とは異なる選出があるとファンの間から愚痴のように出るネタではありますけどね。

現行の方法だと、90年代後半以降の地方交流G1や海外主要G1との比較など、比較的新しい戦歴とパフォーマンスをどう年度表彰に折り込むかが不透明なまま、いまに至っているような気がします。凱旋門賞と安田記念、どちらをどう上位に取るのか、JBCクラシックをどれくらい重く捉えるのか。…ベテラン記者さんの判断基準は思い入れもコミでバラバラになってしまっている印象があります。


基準を統一するのが難しければ、ファンも参加できる形にするのもありかもしれません。政治の世界なら衆愚政治という言葉がありますが、年度表彰の投票にはあてはまる話ではないでしょうからね。たくさんの参加者を確保することで特定の判断基準が幅を利かせにくくなる、という効果はあるように思っています。

重複投票や不正行為などの運用上の問題も山積していそうですから、是非活発な意見交換を。その向こうに多少わいがやな年度投票があるならいいですね。



最後に。

年が明けてこちら、有力馬の海外遠征の話が続いています。エピファネイアのドバイワールドカップ、とその向こうにBCクラシックを見据えているのは何とも頼もしいのですが、今年は複数の馬のオーストラリア遠征が発表されました。ワールドエース、トゥザワールド、トーセンスターダムの3頭。いずれも国内では戴冠のない馬、豪州遠征は未知数な部分が多いですがその分楽しみではありますよね。いずれも現地の若手騎手を押さえているそうですし、この手探りが必要なのだと思っているところです。

年度代表馬の意義づけは変えずに、これらの新しいレースへのチャレンジとその結果をどう評価していくのか。ビッグレースの凋落などもありますからね、国外の趨勢にもアンテナを張って上手に仕組みに反映させてほしいと思っています。

…だいぶ欲張りな気がしてきましたw


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