2015.02.28


コパノリッキー、初の連覇成りました。

日付変わって本日から中山と阪神が始まるというのにね。ようやく書くことができます。今週は仕事が忙しいのもありましたが、38度超えの熱がでてしまいまして。でも汗をかかないという、危険?という状態でした。はい、いまはすっかり落ち着いてハワイアンバーベキューポークなんぞ食しております。頑張ったごほうびですね。

えーと、フェブラリーSですw 忘れないうちに、スルーしないように書いておきたいと思います。

見たままですが、ポイントはコーリンベリーの出遅れ、それを見て取った武豊と横山のプッシュ。この二人が3コーナーを待たず先頭と2番手を取ったことが大きかったでしょう。フェブラリーSではめったに見られない3、4コーナーの溜めを見ることになりました。

レースラップです。
12.3-10.6-11.4-12.6-13.1-12.3-11.5-12.5

残り800mからの13.1、遅かったですねー。過去10年の同位置のラップを比較してみましたが、次に遅かったのは2004年のアドマイヤドンで12.6。というよりレースの位置を問わずそもそも13秒台の計時はありませんでした。

…ちょっとイレギュラーなのですが、府中の南部杯、2011年のトランセンドですね、このラスト1ハロンが13.1でした。でもこれは厳しい道中があってのものですから、今回のそれとはだいぶ意味合いが異なります。

アドマイヤロイヤルとコパノリッキーがペースに蓋をした格好。これでコパノリッキーは断然立ち回りやすくなりました。あ、一応お断りしますが、褒め言葉ですよ。ハイペースで高いフィジカルが問われることもG1に相応しいでしょうし、今回のように乱高下するペースをうまく立ち回ることも心身が鍛えられていないと不可能と思っています。どちらかばかりですとチャンピオンと呼ぶには少し物足りなく感じちゃいますけどね。あれw

後続を引き付けた直線。おもむろに砂よけを下げてから、手綱を持ち直してゴーサイン。これに応えてコパノリッキーの耳が倒れて重心が下がる。いやー、かっこいいですねーしびれますねーw これがあるから武豊なんですよね。このゴーサインを待てる胆力がG1を制するに足る特徴なのでしょうね。

そして残り400のハロン棒を過ぎるあたりですが、エンジンがかかってから開いた後続との差。チャンピオンズカップ以降のパワーアップが伝えられていましたが、ゴール前でジリジリと詰め寄ったインカンテーションとの決定的な違いがここにあったと思っています。ジリジリ詰め寄るスタミナはあっても、突き放されないパワーには不足していた、ということでしょうね。

そうですね、もし4コーナーがもっと速く流れていたら、きっとインカンテーションやワイドバッハにより向いた流れになったでしょう。ここを逆算してスタートを出して馬群の前に出て4コーナーのペースを支配する可能性をつくっておく。これが武豊のクレバーさであり怖ろしさだと思っています。えぇ、やられました、馬券的にw


勝った武豊のこの動きに対して、インカンテーション内田は早め早めの先行策。12.6-13.1を一緒に溜めることが出来た分の2着だったでしょう。対してローマンレジェンド岩田は待機策からインを突きましたが、こちらも3、4コーナーで手綱を引く所作。前の馬と距離を置いたほうが詰まるリスクを下げられる、と解釈していますが、岩田ならではの立ち回りを見せてくれました。

一方この12.6-13.1で捲る勝負にでたのはシルクフォーチュン江田とカゼノコ浜中。前者は4コーナーで先頭に迫る勢い。後者はワイドバッハを封じるような捲り上げ。こちらはこちらで、どこで決め脚を活かすかという野心がたっぷり堪能できるアクションだったと思っています。

ペースがたわんだことで凡戦と評する言葉も目にしましたし、現場ではなんとなく武蔵野Sぽいなーなどと直感していたりしましたが、レース映像を何度も観ながら、いやいやどうして見どころは多かったのだなぁと取り直しているところです。


既報の通り、コパノリッキーは骨折。残念の一言です。個人的には増えなかった馬体重とパンプアップ、そして気温の低い時期という要素から、筋肉硬くなってたかななどと邪推をしています。あー責任どうこうで誰を責めるとか、もう野暮なばかりでしょうね。反省すべき点があれば陣営が気づいているでしょうし、仮に気づけない陣営なら早晩淘汰の対象になるばかりでしょうから。…厳しいですかね。しかし、かしわ記念で観られないのは残念。帝王賞までは2強のいない古馬ダート戦線になりそうです。



同日行われたヒヤシンスSにも触れておかないとですね。衝撃でした。ゴールデンバローズの切れは素晴らしかったですね。いっしょに現地観戦した悪友とは、なんでヒヤシンスSにグレードがないんだと愚痴愚痴こぼしまくっておりました。だってねぇ、やっぱり高いパフォーマンスには相応のグレードがほしいですから。次走は「ほかに使うところもないから」ドバイ遠征検討ですもの。ゴールデンバローズのためではなく、3歳春のダート戦線は以前からの懸案という認識。これは個人的に、とお断りしなくてもよさそうですよね。

それこそ個人的な見解でいうなら、アグネスデキシイとノボジャックがワンツーした時点でプラタナス賞は重賞なんですけどね。さすがに古すぎますかw タップザットはもう少しやれるかなと思っていたんですけどねぇ。




最後に。

タイミングとしては昨日の悲しい報せに触れるべきかもしれませんが、どこまでを言葉にすべきかうまく定まらずにいます。思い入れの在り処はひとそれぞれですし、それぞれの立場にとってショックも重みも異なります。耐え難いストレスが吐き出されたTLで目にすることは許容できているのですが、いまいま自分から言葉を尽くして表現をするのはどうもなじまずでして。

黙して祷る、とは言ったものです。

まずは弔意だけを。
謹んでお悔やみ申し上げます。


…あぁ、でもひとつだけ。一報を目にしてからこちら、脳裏に浮かんでいるのが2007年の中山記念です。ローエングリンで逃げ切らんとする姿と、勝利ジョッキーインタビューに臨む泣き虫、そして感謝の言葉。いま一度映像で確認してみようと思います。


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