2015.05.19


ストレイトガールが間に合いました。

いやー、ハイペースになりましたね。返し馬の焚き付け方で、スタート次第でメイショウマンボが行くかなーと思っていましたが、まさかミナレットがあのペースで行き切るとは。最低人気だったことが後押しはしているでしょうが、江田の思い切りの良さは気楽さだけではなかったでしょう。終わってみれば3着に残っていますからねー。参りました。

ここからはごく個人的な見立てで議論を進めます。土曜の都大路Sで逃げ切ったエイシンヒカリ。武豊の芸術的なペース配分を堪能するばかりの一戦になりましたが、個人的にはミナレットの踏んだラップと共通のポイントがあると見ています。もちろんエクイターフ導入の有無など条件は異なっていることを前提に。

都大路Sのラップはこうでした。
12.5-11.2-11.3-11.9-11.9-11.9-11.4-11.3-12.3

ヴィクトリアマイルのラップはこちら。
12.1-11.0-11.2-11.2-11.4-11.2-11.6-12.2

ポイントは3ハロン目のラップと思っています。2ハロン目からほぼ横ばい、きついラップなんですよね。このきつさは後続に対するけん制、速いラップを深追いする判断はしにくいですよね。どちらのレースもこのラップで単騎逃げが固まりました。

エイシンヒカリは4ハロン目以降の溜めも含めて、鞍上のコントロールで踏んだラップでしょう。かたやミナレット、若干ケイアイエレガントにつつかれた嫌いがありますが、そのままほぼ加減速なしでハイラップを踏んでいったあたりが大きな違いですね。1000m通過が56秒9とは恐れ入りました。だいぶ思惑は異なりますが、ブレーキを踏まない判断もまた鞍上の意思だったでしょう。

直線は当然減速ラップ。ここも個人的な推論となりますが、ミナレットの減速幅は相対的に少ない印象があります。エクイターフの効果がこのあたりにでているのなら納得するところ。パンパンの良馬場、強くグリップしなくても推進力を得やすいコンディション。それがスローペースでもハイペースでも前々の残りやすさを担保していると考えています。もちろん来週も同じコンディションとは限りませんけどね。だから馬場読みは難しく、また予想を左右する大きなファクターであるという認識をもっています。

自分の予想は、他の有力馬に比べて多少見劣りした馬格と仕上がりを、その推進力の得やすい馬場コンディションと内枠のアドバンテージで相殺できると見立ててのレッドリヴェール本命でした。果たして、上位には食い込んで来ましたが、この馬場を活かす人馬が他にもいたということですね。なかなか難しくも面白い予想の時間でしたが、もう少し工夫ができたかなとも思っています。…いや、でも狙えたかというとねー。


勝った馬の話をしましょう。ストレイトガールは前年3着。いわゆるリピーターと考えれば狙うべきだったのですが、スローを見越してしまうと、評価が上げきれませんでした。ペースはだいぶ異なりますが直線で強い加速が求められるリズムは昨年同様だったと思っています。

前半は好スタートそのままに無理をしないポジション取り。あのハイペースを見越していたとはちょっと思いにくいですが、結果的にケイアイエレガント、レッドリヴェールを前に見るよいポジションに収まった、と見ています。戸崎の好判断はポジションが固まって以降、直線までの運び方と仕掛けのタイミングでしょう。ハイペースの流れにのりながら、もうひとつ、一級品であるスプリンターの脚を使うことを可能にした、と理解をしています。

早速、暮れの香港の話がでていますが、ライバルはエアロヴェロシティ?相手はつい先日シンガポールでG1勝ったばかりですが。まずこのマッチアップなら、スプリンターズSで見てみたいですね。


ケイアイエレガントは積極策で2着。最も流れに乗って勝負できたのがこの馬でしょう。惜しかったですねー。尾形厩舎でマイルG1惜敗というと、NHKマイルカップでのグラスエイコウオーが思い出されます。このあたりの噛み締め方はキャリアを積んだ結果ですねぇ困ったものです。

京都牝馬S勝ちを評価したとしても、むーん、予想の段階で重い印を打てたかというと。。。 なかなか上手に反省できていないところです。


ヌーヴォレコルト、ディアデラマドレ、カフェブリリアント、ショウナンパンドラ。それぞれほぼ予想通りのポジショニングでした。全馬が抑える流れならこのあたりのポジションから勝ち馬がでていたように思っています。あ、カフェブリリアントは思ったよりひとつふたつ後ろだったかな。

おそらく馬場の好コンディションと、各ジョッキーの時計感覚にズレが生じていたと思われます。これは先ほどの減速幅の少なさの話につながるでしょうか。前が止まらなかったという感覚があるなら、それは馬場状態と馬上での体感スピードを何度もフィードバックしながら補正しないとピントが合いづらいはず。武豊や福永がレース前に馬場をチェックするのは地味ながら重要な確認なのでしょう。感覚値の「補正」であるなら有意義なのだと思っています。

なお、スマートレイアーの鞍上からは「伸びなかった」というレース後のコメントが聞こえてきましたが、相対的に差を詰められなかった見栄えをファンの目線でコメントするとこの一言に収斂したのかもしれません。



最後に。

この土日はレッドリヴェールの一口オーナーさんと行動を共にしておりました。同じくリヴェールのダービー以来の再会。あの時はさすがに厳しい評価をせざるを得ませんでしたが、その頃から比べるとずいぶんカラダを戻していましたね。当日はパドックまでいっしょに見届けたのですが、お互い期待値を上げた状態で別れました(その後はオーナーさん同士で観戦されたよう。さすがに遠慮するところですね)。身びいきなしでリヴェールを推すことができていたのかは何ともいえませんw

せっかくの東京遠征、もう少し気の利いたエスコートができればよかったのですけどね。なぜ土曜の夜に六本木のミッドタウンでとんかつを食べることになったのかw 「ヒラボク」だからよし、という謎の納得感で繰り出してしまいました。こちらは堪能していましたが、わるくない、くらいの感想でいれくれたら、と思っているところです。

お互い会社勤めですので、腰を据えて馬の話だけをする時間はなかなか貴重だったでしょう。日常は仕舞っているテンションを躊躇なく口にできたように思っています。いい時間を過ごすことができました。こちらが年長なのですが、だいぶ大人気なく盛り上がってしまったなぁという反省もございます。

また会合の機会があるでしょうから、それまでにもっと大人気なく楽しんでおかないといけないですねw
おつかれさまでした。またやりましょう。

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