2015.06.25


ホッコータルマエ、強かったですね。

早め先頭で粘りこみを図るクリソライト武豊を直線半ばで捉え切りました。最後まで粘リ切るあたり、ドバイ帰りの懸念は杞憂だったのでしょうね。追い上げてきた3着ハッピースプリントと合わせて、1、2、3着の粘りこみは素晴らしかった。レースラップにもそれは現れていましたね。

そのレースラップはこう。上がりがかかる前傾ラップです。
12.3-11.4-11.5-12.6-12.1-12.0-12.1-12.8-12.5-13.4

参考までに同じ良馬場だった13年の東京大賞典。勝ち馬も同じですね。
12.9-12.7-13.6-13.4-12.3-12.2-12.9-12.7-11.6-12.3


1コーナーまでのポジション争い。内からホッコー、外からクリノスターオーとニホンピロアワーズ。それぞれがダッシュ甘めのクリソライトの塞ぐような前々の運びと映りました。枠順の妙は1コーナーまでに表現されたと思っています。

おそらくですが、クリノスターオー岩田には、先手を取りきる思惑とスタートダッシュの甘いクリソライトをけん制する思惑と、2つの思惑が重なっていたように思います。その結果生じた強いスタートダッシュ。しかし11.4-11.5はかなり速いですねー。ここまでくると、どこで勝負がしたかったのかがちょっと伝わりにくいですけどね。

2コーナーから先、逸る鞍下を譲りながらも抑える武豊。ここから先は武豊がレースを作りました。4コーナーの馬なりは一瞬勝ったかと思いましたよ。よく見るとがっちり手綱を抑えているのではなく、首の動きを邪魔しないという所作。どうやら手応え抜群の馬なりではなさそうですね。でもそこからよく頑張りました。1、2コーナーで追いかけてしまった分、ホッコーは控えていましたからね。


ホッコータルマエは磐石の運び。ペースが速くなければ逃げることも考えていた、とは勝利ジョッキーインタビューで聞こえてきました。ペースを読んでの控える選択。この冷静なリードがG1を9勝することになる人馬の経験値の成せる業、でしょうね。スタートから外へ展開したのはもうひとつ、脚抜きのよいコースを通る意図もあったでしょう。排水の都合、ダートコースは両端が低くなっていてそこに砂がたまるときがあるようですので。これも含んで幸のリードは磐石だったと見えています。

先の東京大賞典のラップ通り、上がりで11秒台を叩き出すレースを勝つ馬が、12.5-13.4のバテあいを凌ぎ切る姿は素晴らしいですね。スピードもスタミナも。切れも粘りも。昨秋からの存在感には現役チャンピオンの呼称がふさわしいと思います。

無事に夏を越せば、JBCクラシックで史上初のG1・10勝目を狙うとのこと。秋に強力なライバルというと、やっぱりコパノリッキーでしょうか。ノンコノユメはまだ大井の馬場では未知数ですしね。

そうかー、いまいまはヴァーミリアン、エスポワールシチーという名前と並んでいるんですね。ホッコーの価値を毀損するつもりではなく、そうですね、無事に10勝が成ったら、かな、交流G1の価値を見直してみてもよいかもしれません。すでに何度となく議論されているテーマですけどね。



最後に。

今年は自宅で録画映像を確認。やっぱり現地観戦がよいなぁとは思いますね。ユーロビートが上がり最速で4着にはいるあたりは現地のほうがわかりやすかったでしょうし。クリソライトのパドックを見たら、なぜ4番人気なのかとほくそ笑んでいたでしょうし。いい出来に見えましたよ。

最終レース名にもなっていましたが、当日は剛力彩芽さんが来場。プレゼンターも努めていました。Twitterで見つけたのですが、どうやら「ランチパック!」と野次られていたらしくw やっぱり現地観戦がよいなぁと思いますねw


関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://keibadecade.blog98.fc2.com/tb.php/844-f6c85024