2015.08.04


ベルカントが「日陰をスルスルと」押し切りました。

いやー、熱いですね。誤植ではなく、熱いですね。自分はどうやら疲れのピーク、おそらくはサーキュレーターの風を一晩直撃させてしまったのが止めだったらしく、関係各位には申し訳ないですが一日お休みをいただいて静養しているところです。

7月は割りと息つく暇がなかった分、おかげさまというべきかわかりませんが、録り溜めていたブラタモリなどふよふよ観る時間がもてました。江戸時代に武家屋敷に果樹を植えたのが「杜の都」の始まりだとか(領地と石高が減った分の対策だったそう)、現在の宮城刑務所がもともと政宗が作った第2の城だったとか(一国一城令がありますから当時の幕府には内緒ですね)。…こないだ仙台行きましたからねぇ。予備知識があったほうが面白かったかもしれないですね。

都心では猛暑日の連続記録になったようですし、まだまだ暑い日が続きそうですので、皆さまもご自愛くださいませ。


全国的に猛暑が続いている分、新潟1000mのラスト200mすぎ、スタンドがつくる影を「日陰」と折り込んだフジの実況は、ちょっと「おおっ」と感嘆してしまいました。ベルカントが力強く抜け出したポイントと、日陰に飛び込んでいくポイントがうまく重なった瞬間、これを切り取ろうとした実況の視点はよいなーと。影がかかっていた外ラチ沿いは直線競馬でなければ通ることがないですしね。アイビスサマーダッシュならでは光景でございました。

レースラップです。
12.1-10.0-10.4-10.1-11.5

ベルカントはよいスタートからすっと外ラチ沿いをキープ。リラックスした追走を心がけていたようです。ほぼ先頭を走る1番人気が力まず走っていますからね。後続の力んだスパートはどんどん不発に終わっていきます。デムーロも道中の柔らかな扶助から残り300mでスパート、突き放しきったところがゴールになりました。

夏は牝馬。パドトロワ、ハクサンムーン、セイコーライコウとここ3年は牡馬の勝利が続いていますが、それまでのアイビスサマーダッシュは相当牝馬に優位でした。それ以前はカルストンライトオしか牡馬は勝っていなかったはず…(JBIS Searchで調査中)…合ってましたw

男馬だと夏バテで局部も腫れちゃったりしますので(冗談抜きですよホントに)、相対的に牝馬の活躍の割合が増す認識はあります。セックスアロウワンスの分も有利に働くのでしょうね。

自分は牝馬でもリトルゲルダからはいりました。今回は自身の持ち時計分を走っての5着、という認識です。これでアイビスサマーダッシュは4→3→5着と安定感ばっちり。…馬券につなげるにはもう少し考えたほうがよかったかもしれません。

ベルカントの次走は北九州記念とのこと。サマースプリントシリーズ制覇を目指すローテーションですね。なんとなくですが、アストンマーチャンと存在感が似てきたようにも思います。あーでも、道悪の中山を走るイメージはベルカントにはあまりないかな。バクシンオー産駒も残り世代が少なくなってきていますし、秋の中山でも期待したいところです。あー、昨年の北九州記念ってリトルゲルダでしたっけw

それにしても、これだけスムーズに直千競馬をこなしてしまったベルカントを、マイルで走らせようとしていた3歳春までの苦心。あえて中山の朝日杯を選択していましたよね。結果にはつながりませんでしたが、改めて武豊のチューニングってすごいなぁと思ったりもしています。


クイーンSはメイショウスザンナ。4コーナーのコーナリング、そこに向けた仕掛けが完璧でした。後方待機からレッドリヴェールの直後まで押し上げる軌跡はすばらしい限り。ふつうならペースと抜け出すタイミングを慎重に測り切ったルメールとレッドリヴェールの勝利でしょう。勝ちタイムに物足りなさが残りますが、よく差したなーというのが率直な感想です。

レッドリヴェールはお腹が巻き上がり気味に映りました。なかなかどっしりしてこないあたりはもはや特徴と呼ぶべきでしょうか。週中には、飼葉を口にするたびに口をゆすぐため、一回の飼い付けで水桶を4回交換するという記事も確認。きれい好きの向こうに繊細さも見えるエピソードですね。このままカラダが増えてくればと思っていますが、血統的にも気性的にもこのままかもしれません。次走は府中牝馬Sという話も聞こえていますが、うーん、秋の目標をどう定めるか、ちょっと難しくなったでしょうか。



最後に。

エピファネイア引退。母と同じ繋靱帯炎でのリタイアとなってしまいました。種牡馬になることから逆算してのリスク回避、という発想もあったようです。残念ですが賢明な判断なのでしょう。

あの過激な引っかかり方からして、自身の能力を最大限パフォーマンスに反映することはおそらくなかったと思っています(ロスが多いと言うべきでしょうか)。その意味では次の世代に期待でしょうか。この秋戦線まで見てみたかったですけどね。

個人的にはどちらも現地観戦した日本ダービーとジャパンカップが印象深く。どちらもあの気性とパワーがよく表れたレースと思っています。お疲れさまでした。

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