2015.08.15


マンハッタンカフェが亡くなりました。

17歳、腹腔内腫瘍が死因とのこと。JRAの発表はこちらです。
マンハッタンカフェ死亡

どのくらい前からなのかははっきり掴めませんでしたが、2週前に蛯名が見舞っているという記事を見る限り、しばらくは患っていたようです。小島師が見舞ったときは痩せた一方で飼葉を勢いよく食べるという、対照的な姿を見せていた様子。師の主観がはいりますからいろいろ汲み取って受け取るべきかと思いますが、厳しい闘病生活だったことが伺えます。

それぞれの記事は以下の通りです。
G1・3勝馬マンハッタンカフェ急死 主戦の蛯名が見舞ったばかり… (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
小島太師「ほとんど骨だけのマンハッタンカフェ…最後の気力忘れない」 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

未完成な馬体で不良馬場に苦心した弥生賞。菊の権利を取り損ねたセントライト記念。4コーナー手前でトモ脚を滑らせた日経賞。ファンの方には申し訳ないのですが、一報からこちら、思い出すのが何故か負けたレースばかりなんですよね。人気を背負ってG1を制していないことも大きいのかな。アグネスタキオン、ジャングルポケット、クロフネ。少なくともクラシック戦線はこの同期3頭が評価の中心にいましたので。

戦歴はこちら。
競走成績:全競走成績|マンハッタンカフェ|JBISサーチ(JBIS-Search)

改めてレース映像を観てみました。ヒルノダムールやレッドディザイアを経てマンハッタンの走りを見ると、当時のイメージよりはストライドが伸びておらず、ピッチも速め、脚の長さもそこまでではなく、より筋肉質でした。何ででしょうね、同じ鞍上ですのでマツリダゴッホが記憶の中で混ざっているのかしら。ちゃんと振り返ってみてみるものです。

日経賞のラスト2ハロンは11.4-11.4。その手前で脚を滑らせていますので、肝心なポイントで後手に回ってしまったことがわかります。また天皇賞(春)では4コーナーで、ジャングルポケット武豊からの激しいチェックを受けていました。内側にいたこともあるでしょうが、マンハッタンの進路がぶれることはなくむしろジャングルポケットが外に回さざるを得ないという攻防。ここが勝敗を左右したといってよいと思います。いずれも映像で観てみてください。ぜひ。


産駒のイメージは、可動域が大きくなく短めの脚、筋肉質、四輪駆動、仕上がりが遅め、距離適性は個体差が大きい、というところでしょうか。だってねぇ、ジョーカプチーノとグレープブランデーが同じ父親とはさすがに思いにくいですからね。

天皇賞(春)と有馬記念はだいぶロケーションが異なりますのでなかなかイメージが結びつきにくいですが、上記の特徴が、中山と京都を上手く結び付けることになったのだと思っています。産駒にこの守備範囲の広さはあまり引き継がれていないようにも。あー、ここは多分に漠とした印象で語ってしまっていますね。

望田さんのブログ記事を引っ張っておきます。自分自身の主観も大事と心得ていますが、こうした分析の精度もまた、しっかりと取り込んでおきたいですね。
マンハッタンカフェ死亡 - 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog



最後に。

先日、ルージュバックの札幌記念回避が発表されました。北海道への輸送に起因すると思われる熱発、とのことで、これで凱旋門賞は厳しくなったといえそうです。父は凱旋門賞で故障してしまいましたから、そのリベンジにもなるはずでしたが、今年は見送りとなるでしょうか。それより、個人的にはマンハッタンカフェ自身に札幌記念を走ってほしかったかな。札幌2600を連勝しているように、コースや馬場への適性はあったと思っています。

サンデーサイレンスによく似ていると言われた青鹿毛。残念には違いありません。どうぞ安らかに。

関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://keibadecade.blog98.fc2.com/tb.php/852-08858cd2