2015.10.12


エイシンヒカリが逃げ切りを決めました。

前日からのお湿りは昼前からの天候回復でほとんど意識しなくて済む形になりました。いや、排水がよい分、内々が締まったというべきでしょうか、内から3頭目より外はもうベストなコース取りでないと見て取れました。7Rを勝ったトルークマクトや9Rで2着だったローズマンブリッジが典型でしょうか。いずれも直線は内ラチ沿いを使っての差し込み。縦のポジションはともかく、直線で目いっぱい内ラチ沿いを走れる馬をチョイスする必要があるなぁ、というのが事前の見立てでした。

それを踏まえてもエイシンヒカリの逃げは侮れないと思っています。馬場のバイアスをどの程度と見積もるかで天皇賞に向けての同馬の評価が割れることになりそうですね。個人的には抜けた存在でもなく、とはいえ武豊の「もう1ランク強くならないと…」というコメントを鵜呑みにするほど足りないわけでもない、という…中途半端ですかねw いやー、パシュファイヤーばっちりで首をブンブン唸らせているパドックを見たら、ねぇ、イレ込みというよりファイティングポーズだと了解する部分があっても不安にはなりますよ。


公式レースラップです。
13.0-11.2-11.7-12.0-12.0-11.7-11.0-11.3-11.7

参考までに。昨年のレースラップはこちら。逃げて2着したのはサンレイレーザーでした。
12.9-11.0-11.5-11.7-12.0-11.8-11.2-11.3-11.8

ラップの上げ下げはほぼ変わらないですね。折れ線グラフにすると相似形になると思います。このときのサンレイレーザーは内のウインマーレライをパスするため序盤で脚を使っていますね。その分前半が突っ込んだ数値になっています。もちろん人気薄か否かという違いは加味しなければいけませんが、思いがけず、田辺の騎乗について再評価しないといけなくなりましたねw

エイシンヒカリについては、天皇賞までの馬場状態がパフォーマンスを大きく左右すると見ています。ラスト1ハロンをどれだけなだらかに失速できるか。もちろんそれまでのラップ構成、番手にどんな馬が構えるかもポイントになりそうですね。天皇賞の予想は難しくも面白くなりそう。少なくともF1ホースと呼ばれた傑物と比較できるレベルではなさそうです。イメージを重ねて楽しむことは全然わるくないですけどね。いやホントに。


自分の本命はイスラボニータでした。内から2頭目までで、前受けしてエイシンを追走できる有力馬。まずハイペースは望めませんからね。天候も馬場も恵まれましたし、狙うとしたらここ、逆にこのレースを勝ち切れないようだと天皇賞もそれ以降も厳しいのでは…と思っての、願望込みの本命でした。

4コーナーで早め早めのステファノスをいったんパスしてその外へ。内から4頭目での直線は外過ぎる、と思っていました。ただ残り400からの加速はさすが。一瞬夢をみましたけどね。その後ラストの失速は昨年の天皇賞と変わらない見栄え。特に手前を変えてからゴールまでの6、7完歩にちょっといい印象を覚えておらず。うーん、前半の力みを差し引いてもここは突き抜けてほしかったなー。

過去を遡りすぎかもしれませんが同じ皐月賞馬ジェニュインに近づいているような…。少なくとも天皇賞で本命視するには展開の助けを折り込む必要があるでしょうね。


ヴァンセンヌはスタートを決めての先行策。結果、力みながらの追走になったでしょうか。後方待機では勝つ可能性に乏しいと判断したのであればひとつのチャレンジと評価すべきかもしれません。にしては失速幅の大きさは気になるところです。パドックでも見栄えしましたし、これで天皇賞に向かうとしたら評価の難しい1頭になりそうです。


アンビシャスは出遅れがほぼすべて。鞍上デムーロ自身の出遅れも一日を通じて目立ったという印象はあります。直線の伸び脚を見る限り、開幕週の馬場はよいのでしょうね。問題は位置取りだけだったという見立てです。もう少し馬体がボリュームを増してくるともっと楽しみになりそうですね。賞金的にちょっと迷走してしまいそうですので、慌てないローテーションで名実整うとよいなぁと思っています。


ディサイファは盲点でした。出来はパドックで確認していましたが、他に買いたい馬が多いこともあり、洋芝で結果を出したという先入観もあり。レース運びは自分が想定していた馬場状態のアドバンテージを活かしたもの。早めに外を回したことで前が詰まらないメリットを取ったであろうイスラボニータを、内から2頭目でじっくり待って最後に交わしきりました。勝つことを渇望していたらこの展開にはならなかったようにも思いますが、堅実なパフォーマンスは本番でも気をつけておく必要はありそうです。


ステファノスは戸崎がいじり過ぎたでしょうか。外の4、5番手につけてから、4コーナーを待たずに進出。ラップ的にはエイシンがじわっとペースを上げている箇所ですので、必要以上に苦しい加速になっていたと思われます。前日のイモータルで内→外と切りかえした分負けていますし、馬場とペースから来る仕掛けどころや進路取りのピントがうまく噛み合っていないのかもしれません。馬自体はよい仕上がりと思っていましたので、調子落ちさえなければ次走での見直しが必要になるでしょうね。


グランデッツァとスピルバーグはそれぞれ向かない展開にスポイルされると思っていました。案の定、という結果と見ています。しかし福永はこうした場面で思い切った策を提示してこないですねぇ。やり様がないといえばそうなのですが。グランデッツァについては京都じゃないと難しいタイプと考えるほうがよいのかもしれません。


さて、当日は指定席で観戦でした。Club A-PATでの抽選に当たりまして、7階ラウンジ席を初体験。いつもご苦労をかけていますので奥さま孝行を兼ねまして行ってまいりました。…まぁ競馬観戦ですから多分に自分得なんですけどねw あ、「内が内が」とトラックバイアスについてガヤガヤ話していたので、反対に大外枠の武豊を選択する巧みながんばれ馬券を購入されていらっしゃいましたよw 見事的中でご機嫌で何よりですよ、ええ何よりですw

写真はメイン発走直前、ラウンジからの眺望。夕日までには至らない陽射しがくもり空と上手にマッチしておりました。
毎日王冠直前のラウンジ席からの眺望、Tokyo Race Course

もうひとつ。場内で見つけたオリジナルカクテル・バブルガムフェロー。甘めで飲みやすかったですね。
毎日王冠オリジナルカクテル・バブルガムフェロー



最後に。

帰ってから録っていたフジの中継で、ドゥラメンテの近況を確認。540kg越えですからかなり大きくなっていましたね。土ではないですが、休みなく繰り返し使い続けるとそれこそやせてしまうでしょうからね、骨折をうまく逆手に取った充電期間になるなら大歓迎、という素人かつ率直な印象がございます。きっと関係者のノウハウが試されている真っ最中なのでしょう、待つだけのこちらは楽なものです。ストレス少なめの表情に、来春またあのクロス鼻革を見られるのが改めて楽しみになりました。

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