2015.11.03


ラブリーデイ、磐石の取り口でした。

2コーナーでは3番手。強い前進気勢から鞍上は手綱を引き続けていましたが、3コーナーまでには折り合った模様。前半は60.6、こうなると逃げ馬の直後のポジショニングですから、前に行った馬の強みがますます活きる展開に。位置を取ってキープして、直線はじける。磐石のそれですね。浜中、よい仕事をしました。ピンナばりの振り下ろす系ガッツポーズも映えておりましたね。

公式レースラップはこちら。
12.8-11.7-11.9-12.2-12.0-12.2-11.6-11.3-11.1-11.6

逃げたのはクラレント。内枠を引きましたし、前走の不完全燃焼を踏まえると田辺の戦略は妥当と思っています。勝ち馬からコンマ4秒差の6着ですしね。よい粘りこみでした。

問題はエイシンヒカリ。好スタートからラブリーデイが張っている間に内からクラレントが主張。これにほぼ抵抗せず、2コーナーを待たずに引く形をとりました。うーん、サイレンススズカを重ねるつもりはありませんでしたが、何故先頭にこだわらなかったのか。ペースよりもイニシアチブが取れることに、エイシンヒカリの最大のアドバンテージを見ていましたので、かなりむむむと思いながら見守っていましたね。個人的には59秒台前半で最初の1000mを先頭通過できるなら、と見立てていたんですよね。

クラレントをパスしなかったあの所作からは、武豊は鞍下の力がG1に届くと思っていなかったというメッセージまで読み取れてしまいます。4コーナーまで後続を引きつけるというのは毎日王冠と大差ないですから、ある意味での「説得力のある負け方」の演出も少し入っていたのでは、と邪推をしているところでもあります。同じ60.6でもイニシアチブを取りきったか否かで、全く状況は異なる認識ですよ。相応の負荷を負って踏み込むことをしなかった。残念な思いをしてしまっていますね。

いや、パドックで過剰評価に切り替えてしまった自分の見立てを反省すべきではあるのです。ひとつ前の投稿でエイシンヒカリが完璧に立ち回っても勝利には足りないのでは、と思っていましたからね。馬場もパワー寄りにシフトしていましたし。むーん、何でエイシンヒカリを本命にしてしまったのか。。。

おまけに当日の馬場状態から、外枠の差し馬はそれこそとても惜しい外差しに陥るだろうとも推測していました。ステファノス、イスラボニータ、ショウナンパンドラ。内を立ち回ったラブリーデイがいなければ、という惜敗でしたね。これは予想通りなんですけどね。


ジャパンカップで内枠を引いた場合、もう一度同じような展開を目にして、ラブリーデイの年度代表馬が確定するかもしれません。それだけこの1戦で示したラブリーデイのパフォーマンスは、インパクト地味めかもしれませんが、相当なものと受け取っています。エクイターフ+エアレーションの馬場を躍動するのに適したフォームと筋力でもあるのでしょうね。でもそれだけでは京都大賞典の強いフィニッシュは説明がつきませんからね。このまま秋古馬三冠を獲るなら納得かな。いや、自分にはミッキークイーンがおりますなw


ステファノスの人気のなさにはびっくりしました。前走の結果が評価を下げたのでしょうか。戸崎がしっかり待機策にでられたのは前走のカウンターであるでしょう。シンプルな作戦が奏効したのでしょうね。香港かぁ。今回のリピートで突き抜けられるんじゃないか、とも思っています。

イスラボニータは蝦名の判断がすばらしかった。外枠からあそこまで立ち回るとは思っていませんでした。直線、前に馬を置いて仕掛けのタイミングをギリギリ待つあたりはアツかったですね。古馬になって筋力がついたことで、圧倒的な加速力は相対的にトップスピードの持続力を損なってしまっている認識がありまして。それを捉えてのあの立ち回りなら、こちらも手応えを得るところです。内枠だったらどうなっていたでしょう。そしてマイルCSで見てみたいです。

ショウナンパンドラも外枠に泣きましたね。あ、ちょっとパワーの要る様になった馬場状態も向かなかったでしょうか。それでもあそこまで差してきていますからね。大きく内に押し込まれてしまった直線入口に若干の疑念をもっておりますが(そのあたりは馬格の差を考慮しておきたいけど難しいものでしょうか)池添のリードも引き続き見てみたいですね。次走ジャパンカップの報。楽しみです。

あとはアンビシャス。相当に引っかかっていました。あれで5着に残すのですからたいしたもの。カラダの完成を見るまで詰めずに使っていってほしいのと、あたりの柔らかい鞍上のほうがよいのかもしれません。戦歴が示しちゃっていますが、デムーロよりルメール、と思っています。



最後に。

久しぶりに悪友と府中に繰り出しておりました。2人とも本命は異なっておりましたが、ともにショウナンパンドラの複勝に辿り着いていたあたりがなぞのシンクロ率を発揮していますね。写真判定直後は軽く座り込む始末でございました。そのあとのくら寿司は荒れていましたねーw 残念だよユタカ、そんな姿はみたくなかったよユタカ、昼も夜も難儀やな(失敬w)みたいな雑なぼやきをぶちかましながらシャリカレーをいただいておりました。

そうでした、ついにシャリカレーにあたりだしましたからねw いいおっさんですからもう少しスマートに語っておくべきなのでしょう。北大路さんに罪はないですしw

でも、何といいますか、躊躇なくアクセルを踏むユタカが見たかったんでしょうね。こちらもまだまだ仕事の上ではアクセル踏まないといけない立場でもありますし。なんで田辺が踏んでてユタカが踏んでないんだよ、くらい雑に思ってましたね、はい。田辺にも罪はないですw というか最近の田辺はとてもよいイメージで乗っていると思っていますよ。

あ、しっかりレース回顧して、2000m通じて冷静なユタカがそこにいたのだと理解をしなおしているのでもう大丈夫です。ちょっとだけ、マーベラスサンデーで攻撃的だった頃のユタカではないよなーくらいの思いは燻っていますけどねー。


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