2016.02.16


ディーマジェスティ、パワフルな差し切りでした。

前日からの雨、京都ほどではありませんがタフな馬場状態になっていた様子。前半リスペクトアースがいいペースで引っ張ったことで、軽い切れ味よりタフな末脚が試されるレースになったと思っています。そう事前に読めればディーマジェスティも選択肢にははいっていたかもなー。当日の馬場を見て上位2頭は何とかこなせる、と思ってしまったのが個人的には大きな反省点になっています。ハートレーが内に寄れていったあたりからの、何ともいえない場内の嘆息感。一緒に味わってしまいました。

公式レースラップです。
12.7-11.3-11.8-12.1-12.1-11.8-11.5-11.8-12.3

リスペクトアース大野が右鞭の合図で追い出したのが残り400。ただ、上がりの最速ポイントは600-400の11.5。ちょうど直線に向いてイモータルが外から並んできたあたりです。馬場が悪く、緩急が少なく締まったラップ、そして上がりはロングスパート。以下に2強の勝利した重賞のラップを並べますが、見事に正反対の性質のレースでした。条件が真逆になったと考えれば、苦しくなるのもやむを得なかったでしょうか。

ハートレーのホープフルSはこちら。
12.5-11.5-12.6-12.7-12.8-12.2-12.2-12.1-11.5-11.7

スマートオーディンの東京スポーツ杯2歳Sはこちら。
12.9-11.7-12.3-12.4-13.1-13.4-11.5-10.9-11.3


パトロールフィルムで見るハートレーは向こう正面でかなり掘れるラインを通っていました。結構蹴り上げているのが確認できます。大外だった分、日中のレースで比較的踏み固められた内々を通れなかった枠順の妙もあったでしょう。柔らかく軽い脚捌きが特徴の馬に、あの掘れ方ではなかなか。フィジカルもメンタルも厳しいレースになったことが推察されます。

天気がうらめしい敗戦とも思われますが、いずれにしてもクラシック戦線で一歩後退の印象。皐月賞まで中山の芝がスピーディなままであれば、巻き返しもありうるとは思います。ただ、馬のメンタルにマイナスの影響が残らないかも気になるところ。かなり憶測はいってますけどね。力不足、という評価も含みつつ、皐月賞を迎えることになりそうです。


スマートオーディンはかなり引っかかっていました。レース後、前走よりましだったとは鞍上のコメント。そうだっけ?と思って観てみましたが、確かにそうでしたw 前走のポイントは、3コーナー少し手前で落ち着いてからの13秒台の緩ペース。映像でもストライドを伸ばさず追走できていることが見て取れると思います。ここで溜めが効いたことが、馬場も相まって32.9につながったのでしょう。今回のレースはまさになし崩しで末脚を失ってしまった格好。予感はしていましたが想像以上に展開に適応できなかった印象があります。

マイル戦線で、という声が散見されていますが、距離うんぬんよりは嵌るペースが必要という見立てにいまいまは落ち着いています。道中溜めが効いてかつ上がりだけの競馬になる展開、おそらく3歳春は東スポ杯以上の競馬は望みにくいのでは。逆にあの展開になれば相当末は切れますからね。父より極端なイメージで臨むのがよいのかもしれません。あわててパンプアップしなければ先々もうひとまわり成長しそうなパドックでの印象はありました。


勝ったディーマジェスティは奇しくもホープフルSを除外。これが人気の盲点になったかな。タフな馬場で二ノ宮厩舎。近親にエルノヴァ、ステイヤーSでデルタブルースのタイム差なし2着がありました。いろいろ買い材料はあったわけです。レースぶりは直線に向くまでマイペースで内ラチにぴったり、セオリーをきっちり守っていました。勝つべくして勝っているのですけどね、買えなかったなー。

あとは3着のメートルダール。鞍上もコメントしているように、ハートレーをマークする運び方でした。その分外へ展開したのでしょうし、そのハートレーが早々に当てにならなくなってしまったのは誤算だったでしょう。ただハートレーマークでなくても不器用なタイプではあるでしょうから、今後の買い方も悩ましくなりそうです。ルメールから乗り替わるでしょうしね。でもいい脚色でした。忘れないようにしておきたいと思います。



京都記念も少々。

サトノクラウンが馬場をこなすイメージはまるでありませんでした。追い切りのよさでいろいろ目をつぶって買う、にすればよかったかな。レーヴミストラルが全く差せない、は読んでいたんですけどね。

公式レースラップです。
13.0-12.0-13.0-13.0-12.6-12.7-12.4-12.3-12.1-12.1-12.5

スズカデヴィアスの逃げ切りが成立するには、トウシンモンステラ小牧の仕掛けが早すぎたでしょうか。どちらも息の入らない坂越えになってしまいました。トウシンモンステラをやり過ごす流れで、いったん尻もちをついたデムーロ。落ち着かせるにはなかなか強引な挙動だったかもしれませんが、巻き込まれずに追走できた一因と見えています。

直線はよく伸びましたねー。もともと力のある馬ですから、馬場さえこなせば、というところ。天皇賞の惨敗からしっかり立て直してきました。しかしこちらも次走以降乗り替わりですかねー。ローテーション含め楽しみにはしています。

2着タッチングスピーチは完全に盲点でした。あの馬場をこなしてきましたね。そうでした、母父サドラーでした。秋華賞とエリ女、当時の評価から線の細いディープというイメージが強く残っておりました。ちゃんとアップデートできなかったなー。反省点ですね。そして福永。サトノクラウンとの勝負はできませんでしたが、もってきましたね。こういう2着は本人の言うとおり「らしい」印象です。次走以降も期待ですね。ドバイ?

ワンアンドオンリーは積極策。馬場が合わないイメージが先行していましたので馬券的には軽視していましたが、ウチパクさんの気概を見た気がしています。橋口師の引退とダービー馬の矜持。両方をしっかり背負った強気の攻めだったでしょう。最近、重賞レベルでこうした気概を見る機会が減ったような気もしています。確率的にはうまくいかない方が多いのでしょうが、これもまた楽しみ方と心得ておきたいと思っています。


クイーンカップも忘れてはいけませんね。

メジャーエンブレム強し。以上。…ほんと、ね、書くことがないですねw

公式レースラップです。
12.3-10.8-11.3-11.7-11.7-11.2-11.6-11.9

日曜とは全く別物のスピード馬場。1:32.5の走破タイムはその点を踏まえなければいけませんが、いやーびっくりしました。力がなければだせないタイムでしょう。

あのタフな阪神ジュベナイルを見せられた上で、あのスタートを決められたら。誰も喧嘩を売りに行くことはないでしょう。日曜と大差ないのは前残りのコンディションであるため、坂下でスパートしてラスト1ハロンをなだれ込む、という傾向でしょうか。

パドックでも1頭だけ反則な馬格。ロッテンマイヤーが後々これに並ぶスケール感を披露していましたが、まだ成長途上という印象でした。気性も含め完成度が抜けていましたからね。桜花賞まではこのまま行くことになるでしょう。生で観れてよかったです。

2着フロンテアクイーンは盲点でした。…なんといいますか、今週は盲点だらけだったのですねw 内枠からスタミナをしっかり問われながらの末脚。メイショウサムソンかー。そうなんですよね、父娘とも同じ生産牧場なんですよね。メジャーエンブレムが引っ張るからこその2着とも言えそうですが、こちらも楽しみな1頭です。メジャー以外の有力馬がピンとこなかった分、こういう馬を予想に取り込んでおきたいなぁ。

3着ロッテンマイヤーは折り合いに苦労しつつ、あそこまで粘ってきました。願わくば桜花賞をパスしてオークス一本に絞ってほしいですが、どうなるでしょう。馬場がよければフラワーカップで会いたいですね。



最後に。

土曜に仕事をしているとやはり予想にしっかり時間をとることが難しいですね。という言い訳w でもホントに。盲点ができないように考えを煮詰めたいんですよね。それができない場合の、自分なりに割り切った予想の組み立て方を会得する必要があるかな。楽しみ方のアプローチにパターンを増やしてみる、という発想にいたっております。

細かいところでは、Twitterのアイコンを変えてみました。トキノミノル像をローアングル気味に拝借しております。何枚か撮りながら気に入る流れは、横から見たら奇特な構図だったでしょうね。しばらくはこれでいこうと思っています。


さぁ、フェブラリーS。モーニンデムーロによいイメージがありますが、ノンコノユメがいますからね。馬場状態も含め悩むことになるでしょう。

何より気温がおかしい日が続いていますからね。皆様も体調には気をつけて。元気にG1を迎えましょーw

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