2016.02.23


モーニンがレコードで押し切りました。

前日の雨がどのくらい乾いていくか、悩ましいファクターでしたね。結果的に発表は重、レコード決着の速い馬場状態となりました。スタートから出していって抑える、ミルコの戦略も加味しての完勝。強かったという素直な感想と同時に、もろもろの条件が8ハロンを制する追い風になったという印象をもっています。とても強い7ハロンの王者。7ハロンへの適性はヘニーヒューズ産駒全般のイメージでもあるでしょうか。いやー、でも強かった。そして1:34.0は速い。

公式レースラップです。
12.2-10.8-11.1-12.0-12.3-11.9-11.6-12.1

…やっぱりほぼ芝のラップですねw 走破タイムで言えば、スマートレイアーの東京新聞杯が1:34.1ですからほぼそれと変わらないわけで。参考までに?興味本位?東京新聞杯のラップ、以下の通りです。前傾後傾は逆ですけどね。
12.7-11.4-11.9-12.4-12.2-11.2-11.0-11.3


コーリンベリー、スーサンジョイ、タガノトネールが押し出していって引っ張る展開。スタートのよかったモンドクラッセ、コパノリッキーはこれを受けて下げる形でしたが、鞍上のペース判断は妥当なそれであったでしょう。逆に押し出していったロワジャルダン横山はかなり野心的であったでしょう。当初はロワジャルダンに被されてひとつポジションを下げたベストウォーリア戸崎について、また悪い癖がでたかと心の中で揶揄っていましたが(すいません)、こちらも堅実なペース判断の範疇であったのでしょう。


モーニンはこの流れをジリジリ押し上げながら追走。4コーナーでは溜めを作って、直線で再加速。前傾ラップに乗りながらメリハリをつけるのは通年免許でダートのレースを数こなした賜物でしょうか。あれで突き放すわけですから強いのひと言ですね。

この後は距離を伸ばす可能性を見据えたローテーションになる模様。スプリント一辺倒ではもったいないイメージは昨秋からありましたので、次走以降楽しみになってきました。スプリント戦を使うタイミングであるとか、JBCスプリントをどうこなすか、とか、反対にスプリントを経験しないままキャリアを終えるとか。どんな判断になっていくでしょうね。

個人的には、1400がベストのダートチャンピオンというとスターリングローズを思い出しますが、タイプはだいぶ違うかな。JBCスプリントよりプロキオンSのパフォーマンスが印象がよいんですよね。…いや、やっぱりタイプが違うな。モーニンはモーニンですね。


ノンコノユメはこうなると厳しいですね。上がり34.7は究極といっていい数字ですが、前々で運ぶ有力馬が残す展開ですからね。これより気持ち突っ込んだラップになるイメージだったので、差し切るほうに賭けての本命視でした。ルメール曰く、ノンコノユメは直線でいったんフウーとなってからスパートし始めたとのこと。スピードに乗るのが遅れたのはそのあたりだったのでしょう。レース間隔が開いた分もありそうですね。いやー、今後もこうした取りこぼしを考慮する必要はあるのでしょう。ちょっとだけショウナンマイティの安田記念を思い出しました(手術は無事に終わったようですね)。

できればメイダンに行ってくれないかなー。あの脚質でどこまでやれるのか観てみたいと思っています。


デムーロとルメール、それぞれの特徴もよくでたレースだったでしょうか。ルメールの複勝率の高さと時々見える勝ち切れない側面が象徴的に表れていたという認識も。周囲の評価や騎乗依頼がその特徴を後押ししている可能性もありますね。そうですね、日本人ジョッキーがんばれ的なこだわりはあまりなく、高いレベルでこちらを唸らせ続けてほしいと願うところに国籍は関係しないかな、というのが個人的なバランスではあります。


映像を見返して評価を上げたのはアスカノロマン。いい馬体ですねー。東海Sをすでに勝っているのであれですが、中京1800のG1は楽しみな1頭と改めて思った次第です。コース適性、展開、速い馬場を考慮して評価を下げたのですが、少し脳内補正をかけないといけませんね。

ローマンレジェンド、ホワイトフーガはいろいろ適性外の中で善戦したという認識。出来が落ちなければ次走以降さらっと巻き返してきそうです。コパノリッキーは展開もそうですが、何よりパドックでの主張があまりなく。なんといいますか、機敏な所作に欠けていたんですよね。仕上がり途上とは少し異なる物足りなさを覚えていました。3連覇は難しいと無印にしたのはおそらく正解かな。かしわ記念の頃にキレキレの馬体が見られれば、と思っています。


現地にて記憶のお遊びを少々。1着14番、2着7番、レコードの赤い文字。2008年の天皇賞と符合していることに気づきました。ええ、ウオッカとダイワスカーレットのアレですね。どっかで見たことあるなぁ、という、それだけといえばそれだけな話ですが。デジタルな検索とは異なる脳内シークは競馬の醍醐味のひとつ、ときれいな表現でまとめておくとしましょうか。はい、軽く感動が再生しておりました。


そうそう、当日のパドックにて。準メインのアメジストSから張り付いていたのですが、横に立っていたカップル、女性のほうが競馬に詳しいようでした。たいがいは彼氏の側が知識と自分のツボを披露していって、頃合いで彼女が「話し違うんだけどぉ」とかわされる流れじゃないですかw 彼氏も初心者ではなかったようですが、彼女のキャッキャウフフに対してもっぱら相槌をうつ係でした。いい時代の変化かしら、といい印象をもっておりました。

ただ、彼女は何故か笑いが止まらない様子で「ブラックバゴがよく見える」を連発w どのあたりが嵌ったのでしょうw 骨折休養あけで小脚をつかうプラス30kgに「よく見える」を連呼する彼女かぁーw もしお付き合いしていたらたぶん、…見解の相違で喧嘩ばかりかもしれませんねw



最後に。

2月の東京開催はこれで終了。昨年から発症してしまった花粉症はギリギリ重ならなかったようで何よりでした。いちおうパドックではバシッとマスクをしていましたけどね。しばらくは、集中して予想をするなら屋内になるのかぁ。いろいろ支障のないように予防しながら中山開催を迎えることになりますね。皆様もお気をつけて。

ゴールドシップのDVDも無事仕入れました。合間を見て回顧しておこうと思っています。ディープブリランテを捕らえ切った共同通信杯のイメージ、古馬のそれとはだいぶギャップを感じていますしね。自分なりに整理できると面白そうと思っています。

なにより、開催替わりの中山記念。楽しみですねー。3世代の皐月賞馬が一堂に会するのは相当珍しいのではないでしょうか。荒々しき2冠馬を中心に据えているはずですが、予想と見応えはまた別物というレースでしょう。わくわくして週末を迎えるつもりでいます。楽しみですねー。

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