2016.04.13


ジュエラーの切れ味が活きましたねー。

おそらくは前走チューリップ賞の惜敗を踏まえての決め打ち。持ち味であるキレを活かすために、一か八かという乗り方に終始することを選んだのでしょう。前々走シンザン記念も含めて、勝ち続けていないが故の選択肢だったように思っています。その意味では盤石の勝利で臨んだメジャーエンブレムとは対照的でしたね。

公式レースラップです。
12.4-10.7-11.7-12.3-12.0-11.4-11.3-11.6

比較の意味で、順にクイーンCとチューリップ賞のレースラップも。
12.3-10.8-11.3-11.7-11.7-11.2-11.6-11.9
12.2-11.0-11.4-12.2-12.1-11.2-11.1-11.6

クイーンCは1:32.5、一方のチューリップ賞は1:32.8。異なる特徴は後半5ハロンのラップ構成でしょう。特に4→3ハロンのラップ差がクイーンCで0.5に対して、チューリップ賞では0.9。チューリップ賞の方が急加速を求められた格好です。ましてジュエラーとシンハライトはこれを待機策から追走している最中。同じ11.2に到達していても、メジャーエンブレムの加速とは倍以上の差があることが窺えます。

公式レースラップがメジャーエンブレム自身のものであればもう少し接戦になっていたでしょうか。テン、中、終いを平均的に速く刻めること。ここがメジャーエンブレムの強みであり、ダイワメジャーのエッセンスであり、クイーンCの凄みであるわけですから、クイーンCより走破タイムが遅く、チューリップ賞に似た中盤に溜めの効いたラップを逃げずに待機してしまった今回のレースでは、端的に持ち味を活かしきれなかった、と言うのが適当と思われます。…すでに日曜の夕方には語り尽くされている議論かもしれませんね。

1完歩目が出なかった、というのがジョッキーとトレーナーの共通見解ですが、2完歩目以降で押していく余地はありましたからね。控える形は不可抗力というより、距離延長の可能性も含んでダッシュし過ぎる癖をつけないようにする配慮あるいは躊躇が招いてしまった、と推察しています。…クイーンCが鮮やか過ぎたのかな。現地に居ましたけど、ほんとに強かったですものね。この鮮やかさが敗因であったようにも思っています。

結果的に最初のコーナー手前で斜め前のジープルメリアと接触、外からカトルラポールらが主張したことも重なり、位置取りを下げる格好になってしまいました。

おそらくですが、鞍上は消極的でも慎重が過ぎた訳でもないのだと思っています。勝負にあたって、攻めの姿勢が取りきれなかっただけでも大きくマイナスを作ってしまう場合があると思っていまして。昨年のルージュバックもそうやってポジションを失って圏外に去って行った認識があります。この配慮なり躊躇は秋華賞あたりで報われるように思っていますが、どうなるでしょうね。


勝ったジュエラーはこれしかないと思わせる追い込み。ひとつ上手く運んだのは勝負どころでレッドアヴァンセ武豊の誘導を受けられたことでしょう。もちろんただ連れて行ってもらっただけではなく、直線向いてしばらくはレッドを壁にしてスパートするタイミングを計ることにも成功していました。こう書くとユタカ様様ですね。

札幌のワンカラットと中山のヴィクトワールピサをブレンドするとイメージが近づくでしょうか。G1に届いたかー。桜花賞を獲りたいと公言していた鞍上の有言実行。ネオユニヴァースから親子3代でのG1制覇。すっかり日本競馬になくてはならない存在ですね。


シンハライトは勝負にいったポジショニング。ほぼ完璧にペースを読みレースを制したと思っています。着差は勝負の綾。惜しかったですね。馬場状態に左右される可能性は大いに感じながら、オークスはこの馬からはいりたいと思っています。


アットザシーサイドはここがベストに近いパフォーマンス、対してアドマイヤリードは引き続き決め打ちなレースをしてくれると樫の舞台でも面白いかもしれません。どこかでスタミナ勝負になるようならデンコウアンジュの出番かなとも。

同日の忘れな草賞でロッテンマイヤーが樫に望みをつなぎましたので、予想ももうひとつ悩ましくなりそうです。図らずも楽しみになりましたねー。



最後に。

桜花賞は府中で観戦していました。レース後に競馬博物館へ向かい、夜に某所で呑んだくれていた話までさくっと書いておこうと思っていますが、明日以降にしましょうか。いちおう、しっかり予想をした週は反省がまとまるまでお酒に手をつけない習慣ができているのですが、いやー、いいお酒でしたねー。

さらっとまとめて、皐月賞に集中したいと思っています。


関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://keibadecade.blog98.fc2.com/tb.php/906-24bf5c81