2016.05.25


シンハライト、戴冠成りました。

ラスト数完歩の伸びに他馬との差が表れていたと思っています。デンコウアンジュを吹っ飛ばしたあたりはさすがにペナルティになりましたが(個人的にはあの場面まで進んでしまっての主張はやむを得ないと思いますし、ああなる前に別の選択肢が生み出せなかったかとも思ってはいます、が、たらればですねw)、それも含めて馬の強さがあってこそのパフォーマンス。2歳チャンピオンとチューリップ賞1、2着。桜花賞前の下馬評の通り、3頭すべてがG1戴冠となりましたね。

公式レースラップです。
12.3-10.7-12.1-12.3-12.4-12.5-12.9-12.6-12.7-11.4-11.5-11.6

ダンツペンダントが積極的に主張したことで、1コーナーの入りは速めになりました。エンジェルフェイスが番手に控えたのも納得ですし、ロッテンマイヤーが大きくかかった素振りを見せずに先行できたのも理解ができました。ただし、ここで脚を使った馬が軒並み着順を下げている点は、直線内が伸びにくいコンディションであったことと合わせて展開を押さえるポイントと思っています。

池添は思ったより後ろのポジションになったと話していましたが、道中のペースを考えると妥当な待機策であったでしょう。前半1000mで60秒を切って来ましたが、その後は4コーナーまでペースが落ちる流れ。末脚で勝負する馬には向いたと言えそうです。

2着チェッキーノとシンハライトの差は、枠順といえば枠順なのですが、1コーナーまでのポジションの主張にあったように思っています。ビッシュに前にはいられ、レッドアヴァンセに外に被せられるポジション。結果、3コーナーでレッドアヴァンセにも前にはいられ、4コーナーではそれをパスするため大外に。事実上チェッキーノは直線だけの競馬に徹した格好になりました。

うーん、桜花賞のルージュバックと同じように見えているんですよね。序盤の主張が弱かったためポジションが後手に回るあたり。今回は先行勢が崩れる流れもあって2着まで押し上げてきましたが、おそらく戦略的な大外一気ではなかったでしょう。馬の力で来た2着、でも勝つには至らない2着、という理解で着地しているところです。勝つなら弥生賞のマカヒキよろしく1、2コーナーでじんわりポジションを上げられるような1コーナーの入りにしてほしかった。…非現実的な高望みですかね。

3着ビッシュはデムーロの早仕掛けが奏効した模様。ただしデムーロの癖ともいえそうですので、手放しでは喜べないでしょうか。先々に参考となる立ち回りではないように思います。特に乗り替わった場合は。でも直線の粘りは能力を示していましたね。ラスト1冠では鍵を握る1頭になるかもしれません。

本命はロッテンマイヤーでした。パドックで抜けた馬がいない認識から、仕上がりとテンションで単穴から本命に切り替えたのですが(それまではシンハライトだったのですよw)、1コーナーまでの気合のはいったストライドを見た時点で終了だなっと思っていました。クロフネ産駒が加速と減速を繰り返す展開に向くとは思えませんからねぇ。

スタートを控えて中団から長く末を伸ばすならと、いまから考えると相当なたらればなのですが、そんなイメージに支配されての本命視でした。…ベリーもあったでしょうね。ベリーですよ。ポジションを取るリズムが、前日の是政特別、12番人気ヘルツフロイントと同じに見えていまして。ダート2100mのリズムとオークスが同じリズムじゃ、苦しいですよねw 土日でダート2100mを3勝しているジョッキーのリズム、という視点で少し考慮すればよかったかな。

パドックの見立てで、そりゃあ個人的な見立てですが、シンハライトとロッテンマイヤーに成長の余地を見て取っています。どちらも秋を楽しみにしていますが、ロッテンマイヤーはあの気持ちをどう活かすかが、思案のしどころになりそうですね。

頑張ったのはペプチドサプル。ペースにのった中で掲示板を確保したのはなかなか。G1で突き抜けるイメージまではありませんが、牝馬重賞戦線では面白い存在になっていきそう。条件が変わっても崩れない戦歴が、特徴を物語っているでしょうか。継続騎乗でお願いしたいです。


ひとつ。オークスのパドック周回中、パドックの電光掲示板に各馬の映像が大写しになっていたのですが、これにびっくりしたであろう馬がちらほら。ジェラシーあたりは「何事?」みたいな確かめるような表情で横を向いていました。次の馬にカメラが視点を移すたびに大きく画が動きますから。落ち着かない馬が多く見えた要因のひとつは、あの大写しにあったと思っています。個人的には避けてほしいサービスですが、ダービーのパドックはどうなるでしょう。



最後に。

オークスの記事もままならず仕事に追われているうちに、イスパーン賞の快挙が伝わってきました。日付が変わってから映像をチェック。スタートからだいぶいじめられましたが、切り返しての2番手から直線抜け出しての独走。10馬身という報道がありましたが、ちょっと言い過ぎかもしれません。…言い過ぎでもいいかもしれませんねw

トレーナーはレース後の現地インタビューで「凱旋門は距離が長いから行かない」という主旨の発言をしている模様です。一方で現地のブックメイカーは凱旋門賞のオッズを、エイシンヒカリ1番人気へばりばり書き換えている模様。いずれにせよ、こうして語られる日本馬になっている事実がまずは頼もしい限り。

凱旋門賞に拘る必要はないと思っていますが、鞍上の目標でもあるでしょうし、まずはロイヤルアスコットを使ってからになるのでしょうね。いまが充実期なのかな。鞍上の移動距離が心配なくらいでw 引き続き楽しみにしています。



最後の最後に。

ダービーウィークでございます。仕事に追われている場合ではないのですけどね。何とか時間を捻出して堪能するつもりです。そりゃあね。今年は特に多士済々ですから。

ディーマジェスティの立ち写真にかなりブライアンズタイムを感じつつ、金曜の雨予報を気にしてみたり。仕上がりと枠順と馬場コンディションと。いまのところはサトノダイヤモンドの成長力の見極めをキーにするつもりでいますが、しっかり組み立てていきたいですねー。えぇ、常に弥生賞馬は視野にいれていますよw

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