2016.06.30


コパノリッキーが強い内容で押し切りました。

2コーナーから向こう正面。ノンコノユメが先団に追いつき、コパノリッキーが抑え目に追走している時点でけっこういやな予感がしていました。自分の本命ノンコノユメが差し切る条件として、逃げたクリソライトがよどみなくラップを刻むことを想定していました。レース後のラップを見たら納得です。その前提が崩れていました。いやーそれにしてもコパノリッキーの4コーナーの進出は鮮やか。武豊のG1制覇にはよくこういった鮮やかな瞬間がありますね。

成績はこちらから。
第39回 帝王賞(JpnI)選定馬重賞 成績・払戻金 | 南関東4競馬場|nankankeiba.com

公式レースラップです。
12.5-11.2-12.3-13.4-12.8-12.5-12.7-12.2-11.5-12.4

初速がつかないクリソライトを2ハロン目で動かしていった川田の判断はよかったと思っています。外枠から1コーナーまでの直線をのびのび使って先頭を奪いに行きました。やはり、という感じです。これにコパノリッキーが巻き込まれるというのが自分のイメージでしたが、巻き込まれて無理なブレーキを踏んだのはアスカノロマンの方でした。アスカノロマンはこのメンバーと枠のめぐり合わせが敗因でもありそうです。当日12レース通して1番枠は勝っていませんでしたしね。

外野からは何とでも言えますが、クリソライトは1、2コーナーをアスカノロマンとジリジリ併走する形でもよかったかもしれません。加減速の大きいラップを避けて平均的に速いラップをつくったほうがクリソライトの持ち味が活きるといいますか、少なくとも12.2-11.5の再加速に対応できるイメージはあまりないですからね。川田は11.2をつくったことで溜める判断にしたのでしょうが、…いや、それをこちらが読んでおかないといけないですね。

ノンコノユメは2着。11.2を深追いせず、2コーナーから向こう正面で先団との差を詰める判断はルメールならでは。弥生賞のマカヒキをちょっと思い出しました。ただ、先団でうまく溜めていたコパノリッキーを大きく上回る差し脚を繰り出せるかというと。。。 ルメールは手応え十分だったようですが、終わってみれば勝ち馬が36.1で上がれる不良馬場でしたからね。脚質的に展開に左右される割りにこの安定した戦歴。2つめのタイトルをどこで獲ることができるでしょうか。

サウンドトゥルーは3着。パドックではすっきり見せていましたが、微妙にパワフルさに欠ける印象でした。かえって今日の馬場とは合うんじゃないか、とも思っていましたが、ポジションが後ろになる分、瞬間的な加速に秀でていない分、そしてノンコノユメとの比較で相対的に評価を下げました。現地に着くまではもう少しかかる馬場(=サウンドトゥルーにもう少し向いているかな)と思っていたので、この補正はうまくいったと思っています。実力というよりは適性で負けた印象ですね。

ホッコータルマエは4着。ただ、着順はまとめたものの、レースを通して勝敗に関わる場面がありませんでした。ドバイ帰りの難しさ、とひと言で括ることもできそうですが、馬場のマッチングもあったでしょう、今回はよく健闘したという表現でよいのかもしれません。個人的には回復に時間がかかるという面に年齢がでているのかな、とも。力落ちではないという鞍上のコメントがありました、それを秋まで覚えておきたいと思っています。

勝ったコパノリッキー。パドックではきれいにパンプアップした姿で周回していました。プラス2桁とは思えない充実感。この時点でもう少し馬券で重きを置くべきでしたねぇ。中弛んだラップとはいえ、直線に向いての11.5は圧巻。一時期調子落ちと思われる戦歴とパフォーマンスが続いていましたが、再度充実期にはいったといっていいでしょうか。

レース後のトレーナーのインタビュー。その表情はちょっと硬めでした。ひょっとしたらいよいよアメリカ遠征が具体化してくることへ身構えていたのかしら、などと意地悪な邪推。どうやらBCはダートマイルを選択するようです。南部杯からは日程が詰まりますのでぶっつけかな。ただ向こうのトップクラスが揃うなら中間ラップはなかなか中弛みをみせないでしょうからね、どうなるでしょう。もちろんチャレンジは歓迎しております。

武豊はこれで帝王賞5勝目。初めて現地観戦した帝王賞はコンサートボーイ - アブクマポーロで決まった1997年。直線早め先頭のバトルライン武豊が残り100で(=目の前で)2頭に交わされていく姿はいまでも鮮明に思い出すことができます。武豊は大井では勝てない。当時から信じるでもなく疑うでもなく受け取っていましたが、まぁいまからすればマスコミの煽りも適当ですよねw



なんとか仕事をねじ伏せての現地観戦でした。

古いほうのスタンドまで足を伸ばしてやきそばとハムカツを買い込み、せわしなく喉にねじ込みながら(でも美味w)スクラッチを削ったら思いがけず帝王賞グラスが当たってしまい、メインのパドック前に受け取り場所はどこだーと探し回る慌しさ。いや、いいものが当たったので全く問題なしです。これで運を使い果たした…という発想が全くないあたりがかえってダメなのかもしれませんね。長年ファンをやっているといいこともあるもんだ、くらいのノリで頂戴いたしました。


最後に。

レースの順番的には投稿が前後してしまっていますが、春のグランプリは週末までに何とか振り返っておきたいと思っています。レース後の脚の具合からいやな予感がしていまして、書くタイミングを躊躇っておりました。本日、2冠馬の引退が正式に発表。こういう予感は当たらないでほしいものです。ただ残念に尽きるのですが、その点も含めてまとめておきたいと思っています。

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