2016.09.15


ビッシュ、鮮やかな末脚でした。

残り1000を過ぎてから最後方のファータグリーン田辺が捲って行った際、戸崎は気配を察知してパッと一瞥し、そのままやり過ごしました。JRAの映像だとこのあと後方にカメラが向いて、捲るタイミングを確認できなくなるのですが、カメラが先団に戻った時点でビッ種はもうその先団に取り付いていました。外差し馬場を慌てずに捲る余裕。着差が開いたこと、9連続重賞連対もこの落ち着きがあってこそなのでしょうね。直線は思わず感嘆の声がでましたよ。すごかったー。

公式レースラップです。
12.0-10.9-11.9-12.1-12.7-12.3-12.1-11.7-12.0-12.0

着順を考えると、ゲッカコウ、キリシマオジョウ、エンジェルフェイス、ギモーヴあたりは1コーナーまでかなり突っ込んだカッコウだったようです。キリシマジョオウは問題の玉突きの発端になってしまいましたし。

ヴィヴロスはその先行勢のペースを見る位置に構えての追走。玉突きの影響をがっつり受けてしまいましたが、よく2着までリカバリーできたと思います。馬の地力ももちろんですが、早めに馬群の外を志向していた分リカバリーも効き易かったでしょうか。距離ロスを抑えるような乗り方だったらもっと大きな不利を受けてしまっていたでしょうね。

…3コーナー過ぎの玉突きに触れないと展開の分析が上手く進みませんねぇ。パトロールビデオを見た限りですが、キリシマオジョウの失速と、パールコードの強引なイン締め、これが重なってウインファビラス以下、大きく不利を受けてしまいました。

パールコード川田は少し焦っていたでしょうか。3コーナーでひとつ外のクイーンズベスト岩田に被せられるような形に。前にはいられた場合、自分がいったん下げてひとつ外に切り返すロスが生じると考えたのでしょうか。クイーンズベストが内に締めにきていることを承知の上で、自分の進路を確保するためにプッシュする選択。結果的に、前からキリシマオジョウ、ひとつ外からパールコードにプレッシャーをかけられることになったウインファビラスは、アンラッキーと表現するしかないでしょうか。

対してビッシュはスムーズ。中山を捲りきれたことは秋華賞にむけて大いにプラス材料でしょう。オークスの走りからはこのコースでの好走にそこまでイメージが湧かなかったんですよね。失礼いたしました。強かった。


今週はローズSがありますね。早くも桜花賞馬とオークス馬の激突、ですが、久しぶりに紫苑Sから本命にしたくなる馬がでてきたように思っています。今年から重賞格付けされましたが、それにふさわしいパフォーマンスでした。秋華賞は極端な内枠にならないほうがよいでしょうか。シンハライトでだいたいOK、と思っていたので、ちょっと楽しみになってきました。

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