2016.10.16


キタサンブラック、上がり勝負を制しました。

1コーナーからずっと、逃げたヤマカツライデンとの間に1頭分の間隔をギリギリつくらない進路取りがあったようです。直線入口で膨れても、その間隔を極力キープしながら時間をかけて内へ寄せていきました。残り1ハロンで内ラチへ到達。その間、ラブリーデイとアドマイヤデウスの前方を終始蓋する形になりました。

貫禄勝ち、という印象もありそうですが、1番人気のブラックタイド産駒にとって決して得意ではない上がり勝負。後続への牽制の効いたポジショニングという鞍上の強力なサポートは勝利に欠かせない要因だったと思っています。

公式レースラップです。
12.7-11.5-12.0-13.0-12.8-12.2-12.7-13.0-11.9-11.1-11.1-11.5

本命だったヤマカツライデンのラップは正直意外でした。ここを勝ち切るためには、この溜め逃げにはしないだろうと思っていたんですけどね。4走前に京都2400を逃げ切っていますが、道中捲られてしまい11秒台に上げてしまう緩急の厳しい展開でした。これを逃げ切っていますので、そのスタミナを活かす戦略に寄せてくると読みましたが…。

坂の下りでキタサンブラックに煽られる展開。2番手で自在に立ち回れる余地が生まれた分、武豊がイニシアチブを取れるレースになりました。

…厳しいラップを作らなかった理由かぁ。速い馬場でラストをまとめきれない、という可能性を考えたとか。違うかなぁ。後は、先々を見据えて目先の1勝を獲りに行かなかった、でしょうか。ハイラップでバテる癖がつくと立て直しが難しくなる、と聞いたことはありますが…。でも、この馬にとって獲りに行くべきレースはどれかと考えた時、キタサンブラックが2番手で蓋をしてくれるであろう展開は願ってもないチャンスだったと思うのですけどね。…ステイヤーズS?

ラブリーデイ、アドマイヤデウス、サウンズオブアースとも前哨戦としては十分な内容だったと思います。ラブリーデイは昨年の強烈な差し脚は見られませんでしたが、これは下りから勝負を進めた武豊の戦略勝ちでもあるでしょう。ただなー、本番のメンバーがそれぞれ強力ですよね。キタサンブラックがジャパンカップでパフォーマンスを上げるかが焦点になるかなと思っています。

武豊はこれで京都大賞典を8勝。すごい記録ですね。個人的には競馬を始める前の勝利の方が多い(特にスーパークリークとメジロマックイーンで2勝ずつ)わけで、全部Racing Viewrで観れるはずですからね、順番にいきましょうかw



マイルチャンピオンシップ南部杯もさくっと。

コパノリッキーがとんでもないレコードで押し切りました。

ひとつ前のレースから観ていまして、直線は馬場の中央に進路が集中するトラックバイアスを確認していました。ただ、稍重馬場とはいえ、さすがに1:33.5の想定はできませんでしたねー。公式ページではラップタイムは確認できませんでしたが、1000m通過が58.0であることはわかりました。
マイルチャンピオンシップ南部杯結果/岩手競馬

府中のターフビジョンで悪友と観戦していましたが、思わずクロフネの武蔵野Sを引き合いに出す感じ。あのレースは良馬場で1:33.3でしたけどね。

2000mのJBCクラシックでも同馬でレコード勝利した田辺。勝利ジョッキーインタビューでは「自分が来る時だけ水撒いてくれてるんですかねーw」という軽快な?ギャグが飛び出しておりました。内が伸びないトラックバイアスも把握していましたし、躊躇せずに好位につける判断も含めてさすがの一言。速い馬場でのスピードの持続力なら、人気が被ってもコパノリッキーにしておかないといけませんねー。

ベストウォーリアは終始コパノリッキーを上回れない運び方での2着と見えました。コパノと枠の内外が逆だったら、もう少し違う展開もあったかもしれません。

ホッコータルマエは積極的に前につける戦略で3着。全盛期はもうひとつパンプアップしていたでしょうか。使って仕上がってくるならよいパフォーマンスだったと思っています。

アスカノロマンは速い展開と枠順が響いての4着。4コーナーの判断遅れはアンカツツイートが指摘していた通りだと思っていますが、そもそもトラックバイアスを含めて内枠からどう序盤の位置を決めるかがかなり難しかったと思っています。

4コーナーでコパノリッキーを外に追いやるような進出ができれば。…そのイメージは難がありますねぇ。もうひとつ時計がかかっていれば。あー、たらればが多い時点でこちらの予想がダメダメなのでしょう。失礼いたしました。



最後に。

悪友とは久しぶりの競馬観戦でした。毎度毎度のしょーもないあれこれな話をしつつ、ヤマカツライデンで熱弁をふるってしまっていたり(いやーお恥ずかしい限り)、好き放題に言葉を交わす流れはよいですね。書き記した文字が消えないネットメディアより、発声した空気の振動はある程度の距離で消えてくれますからね。雑な話は極力口頭で、という心得は相変わらず前提にしております。だめですよ録音しちゃw

さぁ、来週からG1が続きますね。オークス馬の故障は残念の一言。2冠を観戦するくらいのつもりでいましたので、今週はいろいろ考えを巡らせないといけません。一応はビッシュのつもりですが、まだまだ。立ち写真を見て、ミエノサクシードの上体の容積におぉと思っていたり。じっくり情報とイメージを折り重ねていきたいと思っています。
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