2017.02.16


近年重要になってきましたね2重賞、ざざっと振り返っておきたいと思います。


クイーンカップはアドマイヤミヤビ。

外枠発走、スタートから前にアエロリット、横にフローレスマジックですから、終始不利のない状況でレースを進められました。3コーナー過ぎでルメールは少し手綱を動かしていますが、おそらくディヴァインハイツを外に出さない=その内にいるフローレスマジックを封じるのが目的かと。力を知っているからこその「蓋」と見て取っています。そこで得たポジションはアエロリットの真後ろですから、あとは直線に向いて慌てず脚を伸ばす、というシンプルな展開になりました。いや、ルメールがそういうドライビングにしたということでしょうね。

公式レースラップです。
12.3-11.1-11.4-12.0-12.3-11.3-11.2-11.6

陣営はもともとオークス向きという見立てでしたが、これで3冠すべてが視野にはいったのでは。このあとは桜花賞直行、そして鞍上はデムーロと発表されました。こちらも楽しみ。今年は牝馬クラシック、いい馬が揃っていますからねぇ。いい意味で予想が難しくなりそうです。

アエロリットはポジションを取りに行っての2着。ポジションを求めたといってもわずかなものですが、アドマイヤより前、という認識はあったようですね。直線仕掛けながらアドマイヤ側に意識を向けていましたから、本番に向けて脚を計ったと考えると納得。ちょうど残り200でアドマイヤに併せに行っていますしね。ひょっとすると本番、例えばレッツゴードンキのようなことがあるかもしれません。

…ここで知らんけどって使うとちょうどいいんでしょうね。置き換えの効く言葉が関東にあると便利なんですけどね(皮肉ではなく、端的にうらやましい)。きっと自分の投稿は知らんけどだらけになっちゃうでしょうねw 知らんけどw


フローレスマジックはほぼ完敗の3着。乗り替わりの戸崎はそつなく運んでいましたが、今回は内枠も若干アダになったかな。3、4コーナーの前と左右はなかなか不自由に見えています。

直線、外へ外へと進路を求めて、登坂しながらアドマイヤとアエロリットの間に進路ができた時間。飛び込むには十分な時間でしたが、11.2のレースラップの中でそれを上回る加速を示すことはできませんでした。先のアエロリットがアドマイヤに併せにいった際に進路が消えて外へ切り返しましたが、こうなるもっと前に対処したいんですけどね。

パドックの見栄え、体重増とトモがグッと膨らんだことはプラス材料。それでもまだ未完成な馬体、というイメージがあります。ラストもまだ伸びていますしね。次走の選び方が今後の競走生活のポイントになりそうな気がしています。どちらかというと無理に桜に合わせないでほしいかなぁ。今後の動向、楽しみに待ちたいと思います。



共同通信杯はスワーヴリチャード。

個人的にはようやく、ブレスジャーニー以外のクラシック候補がでてきたという印象。残り1ハロンまでの四位の誘導も見事なら、そこからの加速もまた見事。強かったですねー。

公式レースラップです。
12.6-11.6-11.8-12.3-12.3-12.2-11.6-11.4-11.7

直線に向いて地方馬サイバーエレキングが外に寄れた影響を何頭か受けてしまっていました。パトロールビデオを見ると、最初に内のスワーヴと接触しその後外に膨れています。サイバーエレキングはブリンカーを付けていますので、スワーヴとの接触が見えない分、過剰に反応して外に逃げたようですね。しかし、接触された側のスワーヴリチャードは泰然とした馬なり。これもまた、これからに向けて頼もしい材料でしょうか。

どうやらこのまま皐月賞に直行。有力どころの手合わせが皐月賞、というのは楽しみですね。オッズも割れると思われますのでこちらも楽しみ。中山に移ってからのトライアルと、このスワーヴリチャードを比較することで勢力図を捉えていくことになりそうです。


ムーヴザワールドは完敗といっていい3着。息の長さで見劣ってしまいました。強いてあげれば先のサイバーエレキングとの接触ですが、致命的とは言いにくいように思われます。仕上がりも十分と見えましたので、今後はひとつ評価が下がっていくことになるのでしょうね。


エアウィンザーの悩ましい6着。こちらも不利を受けていますが、実はスワーヴに次ぐ2番目の上がり34.5なんですよね。鞍上からも工夫が必要というコメントが。実力を認めているから、ということなのでしょうが、このままきっかけを得られず…という可能性も十分ありますからね。ものすごい素人目線ですが、大胆な先行策、をやるには非力かな。若葉Sで外枠引いて思い切って外から逃げ、みたいな。こういうのも工夫のうちでしょうかね。



きさらぎ賞も含め、いずれの重賞もその後G1へ直行するというローテーションが選択されるようになっていますね。調教に関するノウハウの蓄積もそうですが、このあたりに外厩との連携の効果が強く表れているように思っています。間隔が開いたほうが外厩の利用がしやすいのかもしれません。

ちょうどJRDBの橋浜さんの本を読んでいるところでして、外厩のまとまった情報を眺めたほうが予想の際のピントが合わせやすいのかなー、などと思い始めております。調教師+外厩、という組み合わせでの成績を数字でみるには、まだどのメディアも成熟していないですもんね。楽しみ方の軸をどう取ろうか、逡巡しているところです。



最後に。

3歳戦線でいうと今週末のヒヤシンスSも豪華ですね。ラニがアメリカ3冠への道を切り開いたことで、ある種過渡期にはいっているダートのローテーション。3歳春のダート路線に目標となるレースがないことは交流重賞の仕組みが始まった頃から言われていますけどね。おそらくは目標がないからUAEダービーへの登録が多数になってしまうんでしょうし。結果としてヒヤシンスSに有力馬が集まることになっているのは、今後の重賞化に向けては好材料?でしょうかね。いずれにせよ、よしあしを置いてこのメンバーを楽しんでしまうのが最善かな。

実はプラタナス賞をギリギリ観そこねていまして。府中牝馬Sには間に合っていたんですけどね。エピカリスは是非ナマで観ておきたいなぁと思っています。花粉対策がしっかり要りますねー。

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