2017.02.22


ゴールドドリームが厳しいレースを制しました。

4コーナーで迷わず外に出し、ゴール手前で物見しながらベストウォーリアを封じたあたり、かえって強さが際立つ見栄えになりました。ヒヤシンスからこちら、強さを認めつつも評価を上げきれなかったのは戦歴のためでしょうか。府中でのパフォーマンスは安定しているんですよね。ミルコへの手替りも含めて、強調材料にすべきでした。

公式レースラップです。
12.1-10.5-11.4-12.2-12.8-11.8-12.0-12.3

予想は1、2着よりひとつ前で立ち回ったコパノリッキーとモーニン、前回と前々回の覇者で30倍超の馬連は美味しいなぁ、などと思っておりました。はい、ここまで序盤のペースが上がるとは。インカンテーションの主張は完全に誤算でした。ニシケンモノノフがメイショウボーラーをやるとしても、離れた番手でリラックスした追走ができると踏んでいたんですよね。

対比として、2年前のコパノリッキーのレースラップはこちら。
12.3-10.6-11.4-12.6-13.1-12.3-11.5-12.5

4コーナーまでのアップダウンは相似していますが、2年前の方が3、4コーナーの溜めが効き、坂下の加速も段階的なもの。こうなると先行してマイペースで仕掛けられたコパノリッキーが押し切ったのも頷けます。

逆に言えば、2年前に比べて3、4コーナーの溜めが効かず、直線に向いてすぐに加速を強いられた、と書くと今年の先行勢壊滅の状況も頷けます。ええ、頷いてばかりですw

スタート後の先行争いに飛び込んでいったタイトルホルダー2騎はやはりオーバーペースでしたね。それを考えるとニシケンモノノフのタフさと横山の判断。秘策があるとの記事もありましたが、これかしら。単騎でいけたらひょっとしたかもしれませんね。


勝ったゴールドドリームは坂下のラップを余力をもって追走できていたことが象徴的。おそらく前後半のラップに大きな落差はないでしょう。ラスト1ハロンまでに大勢を決める戦略は昨年のモーニン同様、ミルコの得意なパターンでしょうね。

昨年のモーニン同様、府中に適性が寄りすぎている印象があります。大井2000や中山1800でパフォーマンスを上げてくるイメージはまだないんですよね。陣営も努めて府中を選んでいるように映りますし。これからのパフォーマンスで異なる適性を示していけるか、見ていきたいところです。

フェブラリーS前日というタイミングでの、ゴールドアリュールの訃報。ヒヤシンスSのエピカリス、そしてゴールドドリームと、古い格言そのままに産駒が結果を残しました。ここでコパノリッキーだったら完璧だったんですけどねw 死亡を契機にする回顧記事はやはり積極的なモチベーションになりにくいのですが(変な使命感がでますね)、別の投稿でまとめておきたいと思います。


ベストウォーリアは戸崎の好騎乗。昨年同様、あるいはそれ以上のパフォーマンスだったと思います。結果2着で善戦マン的イメージが先行していそうですが、安定感を讃えるべきでしょう。個人的にはこの勝ち切れないあたりを含んで、◎と▲を打つことはないというスタンスでした。それは上手くいったようですけどね。


カフジテイクの3着を誰も責めない論調は、みんなよく展開を理解しているということでよいのでしょうか。かく言う自分も大善戦だと思っています。コラム「祐言実行」で根岸Sでの鞍上が指摘している通り、津村に明らかなミスはないと思います。本人の責任感からでた表現と受け取るのが賢明でしょうね。

アンカツツイートにあった、もうひとつタイミングを遅らせて仕掛けていたら、という仮説も推したいところですが、先行勢の仕掛けのタイミングが変わればまた違ったたらればが出てくるでしょうから。むしろカフジテイクの競馬のリズムを守ったとも言えるのではないかと。次走はドバイとのこと、かの地で末脚が嵌るなら何割かは津村の手柄でよいのではないでしょうか。


エイシンバッケンは前走よりはスムーズな内容で4着。脚質的にどうしても、という歯がゆさがありますが、この馬もどこかで重賞タイトルに届きそうですね。その時を逃さず馬券を買っておければと思っています。


ノンコノユメは正直残念なパフォーマンス。着順云々より、去勢以降、馬体の充実感をひとつ失ってしまったように映っています。リスクを伴う不可逆な判断ですし、やむを得ない状況なのかもしれません。

去勢には気性面の緩和だけでなく、筋肉の質を柔らかくし、関節の可動域を広くする効果も期待されているようです。でもノンコノユメってトモの可動域がすごく大きいタイプだったような。このあたりは総合的な判断なのでしょうね。いずれにせよ、パフォーマンスが上がってくることを期待して待ちたいと思います。



最後に。

当日は悪友と府中へ。エピカリスに間に合いまして、府中では強すぎるくらいだけど、ケンタッキーダービーとなるとどうかねぇ、などと賑々しくやっておりました。

二人の見解はUAEダービーに向かった後に日本に戻るのがよい、というもの。いやーアメリカ3冠は簡単ではないでしょう。あの素質を壊さないように進めてほしいなぁ、と話しておりました。

フェブラリー直後、こちらがコパノリッキーで打ちのめされている横で、あちらはモーニンに手を出したことを悔やむ姿。パドックで見栄えがするとダメみたいですねぇ。そうやって創成期のJBCスプリントで歴代チャンピオンのブリブリのトモの鑑賞していましたからねw

お互い花粉症が絶好調なので、十分注意しながら春を乗り越えないといけません。鼻が通る頃にはまた府中に繰り出しているでしょうね。競馬の待ち方もいろいろです。


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