2017.03.29


セイウンコウセイ、荒れ馬場を押し切りました。

直線の中ほどを抜けてくる脚と、きれいな勝負服が印象的でした。幸の袖が真っ白なんですよね。稍重発表でしたがだいぶ掘れる馬場、それを先行して押し切る力を誇示したことが、その白さに表れていました。ソルヴェイグじゃなかったなーと反省しつつ、ですね。

公式レースラップです。
12.3-10.3-11.2-11.4-11.3-12.2

先行勢は前半突っ込んだラップを形成。シュウジも好スタートから飛ばす判断にしたようですが、1400で溜めを効かせてちょうど届いた阪神カップからするとベストな戦略とは思えず。メンバーに恵まれなかったかな。ネロの回避は地味に影響を与えたように思っています。

2月の京都はなかなかタフな芝コンディションで開催が進んでいましたので、シルクロードSは参考にしやすかったですね。ダンスディレクターの回避、そしてあの京都より掘れるイメージ、とするとセイウンコウセイを軽視する必要はないなと。それにしては鮮やかな抜け出しでした。

エアロヴェロシティの一昨年、ざっくり比較の意味で。
11.9-10.7-11.4-11.6-11.3-11.6

前半そこまで飛ばしていないことがラスト1ハロンの差に表れているようにも見えますが、同じ馬場コンディションではないですしね。いまいま映像を観てみましたが、今年はエアロヴェロシティがいなかった、という端的な表現でもでよさそうな。セイウンコウセイ、ハクサンムーンと変わらないパフォーマンスのように見えています。

アドマイヤムーン産駒の初G1。オヤジの宝塚記念は現地へ遠征して大変なことになりましたのでねw タテ目ながら、ようやくリベンジできたかしら。あの時の雨中の重馬場をこなしている姿は忘れていないですよ。そういえばハクサンムーンに本命を託したのが一昨年だったはずで。こちらもリベンジになりますね。

ただし、馬場をこなせたかどうかが勝敗を大きく分けたという理解も。条件が異なった場合は勝ち馬が変わっておかしくないでしょうね。セイウンコウセイも例えば北九州記念あたりでとりこぼす可能性などまだまだあるように思っています。良馬場でビッグアーサーがでていたら、また結果も変わったでしょうしね。

レッツゴードンキはイン突きで2着。前日の日経賞といい、岩田の思い切りのよいイン攻めが再び見られるようになってきました。人馬とも復調傾向(成績だけでなくてね)。ヴィクトリアマイルとなると、どうでしょうね。

レッドファルクスはインに拘っての3着。有力馬の中では当日の馬場に一番合わないタイプと思っていましたので、頑張ったなーというのが率直な感想。充実期にはいっているかな。このあと適鞍がどこかという悩ましいポイントがありますが、安田記念だとどうなるでしょうね。

メラグラーナは差し脚を伸ばせずの10着。パドックではトモが膨らんできた姿を確認、好感を持っていました。ただ中山の差しが鮮やかな分、適性とは異なる条件だったでしょうか。戸崎は枠や脚質の有利不利に素直なイメージ。ひと桁馬番が掲示板を独占していますので、スポイルと見るほうが賢明でしょうか。良馬場であっさり巻き返し、というタイミングはしっかり掴まえておきたいですね。

本命視したソルヴェイグは9着。直線入口では勝ち馬の直後ですから、そこから突き放されてしまったのはパワーの差でしょう。坂路追い切りの動きが抜群でしたので、ウインズで困り果てた結果、その動きに賭けた形になりました。馬場が思ったより堪えたという見方も必要でしょうね。G1は厳しいかなー。



日経賞をちらりと。

シャケトラが狙いすましての差し切り。粘りこむミライヘノツバサを捉えました。後半の緩まない持続ラップを差し切っていますし、日経新春杯からもうひとつパワーアップしているようで頼もしい限り。

公式レースラップもいちおう。
6.9-11.4-12.3-12.3-12.2-12.9-12.5-12.2-12.0-11.9-11.8-11.8-12.6

このあとは天皇賞春とのこと。枠順やペースなど、いくつか追い風が必要になるでしょうが、キタサンブラックとサトノダイヤモンドに割ってはいるならシャケトラ、というイメージはできております。

レインボーラインは内を突いたことが本当にいちかばちかになりました。もう少しパフォーマンスを上げられると思っています。アドマイヤデウスはリピーターという言葉では片付けられないでしょうか。次走が淀なら、春秋通じて5度目の出走。鞍上が継続しているのも好感ですね。

ゴールドアクターは年齢でしょうか。明らかに悪くはないあたりに対策の難しさが潜んでいるように思っています。中山コースが続いていますので、適性外でしょうが、馬の気持ちをリフレッシュするローテーションがよいのかも?野暮な指摘でしょうけどね。ディーマジェスティは復調途上。距離はあったほうがよいのでしょうが、馬の前向きさがもうひとつ戻ってきてほしいところかな。

前者は昨年の有馬記念、後者は春のクラシックがかなり過酷だったかな。全力で走りきる気持ちを持続することはなかなか大変なのでしょう。強いレース振りが見たいですけどね。



毎日杯はアルアインの逃げ切り。

そりゃまぁ逃げ切りになりますね、という公式レースラップはこちら。
12.5-11.1-11.6-12.2-12.7-12.0-11.1-11.3-12.0

少頭数が功を奏したともいえますが、サトノアーサーが最後方でどっしり構えていたことも前残りを助ける要因だったように思っています。ただ、ラスト3ハロンのラップは力がなければ出せないでしょう。NHKマイルカップで同じパフォーマンスができるかは微妙ですが、面白い存在が勝ち上がってきました。

推測ですが、サトノアーサーにはあれ以上器用なレースを求めないという陣営の判断があったかなと。未完成なカラダでなお結果が出るならクラシックに向かうことになるのでしょうが、仮に差し届かなくても将来がある、くらいの割り切りでもって力試しの直線勝負、というニュアンスを感じ取っています。2着になったことで皐月賞は回避。その間に馬体が膨らんでくるでしょうか。



マーチSはインカンテーション。

トップハンデの勝因は3コーナーの通過順位に表れているように思います。ずっと3番手なのですが、3コーナーだけ5番手に。外から捲られているためですが、ここでインをキープしながら無理をしなかったことがラスト1ハロンの粘り合いに活きたと見ることができそうです。

公式レースラップです。
12.7-11.7-12.2-12.1-12.0-12.7-12.3-12.5-13.8

アスカノロマンは最後の最後に脚があがってしまいました。京都でパフォーマンスをあげてくるイメージがあり、ここは印を回しませんでした。予想以上に粘ったなぁ。調子落ちがなければ、次走で着順を上げてくるかもしれません。

個人的にはディアディルレイを切ったのが痛恨。コスモカナディアンといっしょに無印にしてしまいました。インカンテーションは買っていたのに。。。 鞍上木幡巧はいい勝負にでていました。直線でインを閉めてインカンテーションを内に追いやっていましたしね。この騎乗は覚えておきたいと思います。



ふー。

ドバイミーティングをわたわたして迎えるのはもうデフォルトになっています。時間を確保してリアルタイムで観るところまでは頑張れるのですが、あれこれ思うところをまとめる時間はなかなか。年度末の仕事をこなしてからになるかなー。そんなことを言ってると新設G1が終わってしまいますよね。

なんだかアロゲートを礼賛する投稿になりそうですが、時間を確保して言葉にしておきたいと思っています。凄かったですものね。


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