2017.07.30


2019年からなくなるようですね。

ファン目線では降級馬を狙うという端的な馬券戦略がなくなりますが、ものすごく強く依存して予想している人でない限り、なくなった後の競馬にはまぁまぁ適応できるのでは、と思っています。
降級制度の廃止によるファン目線、馬主目線の変更点 - netkeiba.com

廃止の狙いはどのあたりか、という議論は、以下の野元さんの記事が詳しいですね。有料記事ですが、そもそも馬資源の乏しい時代の施策であったという歴史的経緯から追いかけることができました。
なぜ「降級制度」の見直しを? 歴史的経緯と廃止の実現性 - netkeiba.com

どうやら、1頭の馬を長い期間走らせる、という思想は一歩後退しそうですね。条件で頭打ちになってしまうタイミングが早まり、それは競走生活で収支が合わなくなる時期が早まることを意味するでしょうから、馬主向けには新たな馬を買うことを促進する方向にシフトする、という仮説はわからなくもないです。

購買のサイクルを早めることは、競走馬を早期に仕上げること促進されるでしょうか。次の購入に合わせて早く賞金でペイしたいという思惑が強くなるならトレーニングのサイクルもまた早まるかもしれません。クラブ法人であれば短期的な収支は顧客向けのアピール材料になるでしょうし。

…うーん、あまりサイクル高速化という単純な図式では語れない気もしてきましたが、例えば馬主をそのままに地方へ移籍して活躍を期待するという仕組みもより太く必要になるかもしれません。移籍緒戦で東京ダービー、という問題でわっしょいやっているのは、どうにも不器用に映りますしね。マネーのサイクルが早まることのメリットデメリットは近視眼だけでない議論がほしいところです。

獲得賞金や近走成績だけでないエントリーの条件があったらよいのかな。種牡馬限定、だと不公平が過ぎますかねw


最近RTきっかけで調べたのですが、1800m以上のレースでは距離別出走奨励賞という奨励金制度があるんですね。競馬暦に対しては疎すぎるかもしれませんが、長距離レースへの補填を設けている制度設計は、距離のバラエティへ配慮する一定の姿勢をみることができます。

ルールの設定ひとつでゲームの面白さは削がれてしまいますので、都度の賢明な判断をお願いしたいですね。いくつか記事なりツイートなりをみた感想ということで。

2017.07.12


盛況という結果、いちファン目線ではよかったという感想です。

セールの集計速報はこちら。2日間で173億はレコード。そしてやっぱりディープが図抜けていますね。
セール速報|SELECT SALE|JAPAN RACING HORSE ASSOCIATION

2歳の評判もあるでしょうか、オルフェーヴルとロードカナロアは検討しているように見えます。が、ディープへの偏りは顕著。ポストディープインパクト、なんて言葉遊びは遠くない将来、深刻に響いているかもしれません。その頃はどんなセールになっているのでしょうね。

先日クールモアがディープとの種付けに3頭の繁殖牝馬を準備するという記事を目にしました。ソウルスターリングに来年欧州遠征のプランがあり、JBBAは昨年のベルモントS勝ち馬クリエイターを早々に輸入しています。タピット、ガリレオ、ディープインパクト。日米欧のトップの血統はおそらく歴史上最も早いタイミングで越境し合い混ざっていく様相です。でも、このセレクトセールは日本人プレイヤーが日本の血統を買い支える格好になりました。…あー購買者の名前にあがっていないだけ?という資本もあるかもしれませんね。

当歳ではキズナとエピファネイアの産駒が登場。ダービーを競り合った2頭は種牡馬としても同じタイミングでスタートラインに、と感慨深くいたのですが、どうやらエピファネイアは2015年(ですので引退直後?)に2頭種付けの実績があるようです。へー。
種牡馬情報:世代・年次別(サラ系総合)|エピファネイア|JBISサーチ(JBIS-Search)

セール自体は仕事の合間にちょこちょこ結果を見る程度になりました。やはり購買側ではない分、「億いったかー」と眺めるような感想に留まっているのが正直なところ。自分なりにいいなと思う馬体もあったりしますけどね。見たなかではスカイディーバの2017かな。小堺さんがツイートしてましたね。


大きな話題はDMM.com の購買でしょうね。グループのプレスリリースにはまだ何も発表がないようですので、ITmediaのニュースや個人の書き込みなどを読んでおります。以下はITmedia。
DMMが競馬業界に参入 1万円からの一口馬主「DMMバヌーシー」 - ITmedia ビジネスオンライン

DMMバヌーシーという響きにやられているところですが(すごいっすねw)、1万口で募集、アプリで購入、ランニングコストもコミコミで一括支払い、という仕組みを目にした率直な印象は、クラウドファンディングっぽいなーというもの。

不特定多数からオンライン上で少額ずつ集めて商品やサービスを提供する、と言い換えて、その対象が競走馬になったと考えれば近しいように思いました。知識に乏しいのでさらさらと調べてみましたが、クラウドファンディングはリターンの仕方によって「投資型」「寄付型」「購入型」の3タイプに分類できるそうで、金融商品取引法の規制を受けない「寄付型」「購入型」が日本では主流になっているようです(「投資型」は業者の登録が必要)。

一口馬主も(厳密には愛馬会法人とクラブ法人)この「投資型」クラウドファンディングと同様の登録、法規制を受けるようで、今回のクラブ、DMMドリームクラブは既存の一口馬主クラブの仕組みと変わらないのかもしれません。ちゃんと調べろって感じですが。


まぁ、馬券販売の仕組みも、パリミューチュエル方式を採用して賭けを成立させる、ある種のファンディング(資金調達)ともいえそうですよね。数万の資金があって、キタサンブラックやジェンティルドンナの下に一口出資して楽しむか、馬券という仕掛けにそれを向けるか。多数の競馬ファンにとっては楽しみ方、消費の仕方に選択肢が増えた、という理解でもよいかもしれません。

個人的には予想の組み立てに面白さを見いだしているので、手元の資本はその馬券という形に費やしたいかな。

サービスのテーマを「投資やギャンブルではなくて感動体験の共有」としているそうで、仮に収支がマイナスだらけになってしまった際に今回の購入者がどのくらいリピーターとしてついて来てくれるか、そのモチベーションの持続が課題になるものと予測しています。…およそ傍観の態度ですなーw


競馬ラボの特集ページに高額落札馬が並んでいます。ノーザンファーム産の勢いはすさまじい限り。
セレクトセール・総力特集 | 競馬ラボ

こちらは上場馬一覧、年齢別で父馬順です。ほとんどの馬に常歩のムービーがあるのは素晴らしいです。
上場馬一覧|SELECT SALE|JAPAN RACING HORSE ASSOCIATION

このあたりを見ておいて、1年後2年後のPOGにつなげるならわくわく感も増すでしょうか。落札金額の大きさで盛り上がりつつ、馬体や動きの観察に時間を費やす堪能の仕方、…そんな時間の余裕がないような気がしてきましたw ずっと観ていたいですけどね。


2017.06.11


右前脚に熱があり、獣医の判断で取り消しとなりました。

JRAの発表はこちら。右前肢跛行と表現されています。
【2017ベルモントステークス(G1)エピカリス号が出走取消 JRA

Racing Post の記事はこちら。
Japanese raider Epicharis out of the Belmont Stakes | Horse Racing News | Racing Post

水曜の追い切り後に右前に熱をもったという報道が出ていました。陣営は最後まで出走の意思を持って対応していたようですが、最終的に向こうの獣医が判断を下した模様です。

萩原師は深刻な状態にはないとコメント、診断をしたスコット・パーマーはあと1週間あれば走れただろうというコメント。100万ドルのボーナスの可能性、数億に及んだであろう日本での馬券の売り上げ、今後の招致活動への影響。すべて重要な事柄ですが、馬のコンディションが優先され、ビジネスの都合、そのしわ寄せが馬への負荷につながらなかったことは健全と表現するのがよいでしょうか。

「The top priority is the horse.」というコメントが象徴的ですね。なにやらエンデュランスのチェックポイントが通過できなかったような印象もあります。賢明な判断があった、と理解すべきでしょう。とても残念ですけどね。


古くは、いや個人的にはまだまだ鮮明な記憶ですが、カジノドライヴもまたベルモントには辿り着けませんでした。改めて調べてみましたが、前日に発症した左後ろのざ石。JRA-VANの鈴木淑子さんの記事に行き当たったのですが、こうした時の期待のつなぎ方は今も昔も変わりませんね。
第4回 カジノドライヴの夢の旅はつづく|競馬かわらVAN|競馬情報ならJRA-VAN

そう考えると、昨年のラニは本当に価値あるチャレンジで、とてもタフだったなぁと改めて。調教助手さんのツイートから、当時の調整にはかなりご苦労されたことが窺い知れております。


馬券販売はもちろん継続。日本馬のスクラッチは想定された範囲のこと、でないと相当片手落ちですものね。日本馬不在でかつ各馬の情報、予想などが揃った海外レース。どんな売り上げになるでしょう。自分は、…素直にアイリッシュウォークライから行こうかなw


最後に。

エピカリスの今後。まだまだ気の早い話ですが、今年は国内専念してほしいかなと。しっかりカラダが出来上がってから、その頃には日本のチャンピオンでいるでしょうから、改めてチャレンジしてほしいと思っています。新潟、大井、中京、府中。単純に直接レースを目にしたいのが大きいですけどね。

最終的に、サンデーサイレンスの血をアメリカに還流できれば素晴らしい結末でしょうか。出走取消はその楽しみをつなげるプロセスのひとつと受け取っているところです。残念ですけどね。


2017.05.04


ちょっとした思い付きを。

キタサンブラックの強さはコースを問わないなぁ、などとふわふわ考えていた際に着想。歴代のG1馬をコース別で分けてみるとどうなるか。「中央」4競馬場(東京、中山、京都、阪神)にフォーカスして、ざっと分類してみました。

条件:
・対象はグレード制導入後、中央G1を4勝以上した馬(3勝だとちょっと多くて。。。)
・G1を制している競馬場の数をカウント
・G1を制していないがG1を2着、または重賞勝ちのある競馬場をプラスアルファでカウント


結果は以下の通り。割と端的な結果になったような。

・4場すべてでG1勝利
テイエムオペラオー
ディープインパクト
オルフェーヴル
ジェンティルドンナ

・東京、中山、京都+阪神
オグリキャップ
ナリタブライアン
ダイワメジャー
メイショウサムソン

・中山、京都、阪神+東京
ダイワスカーレット
マヤノトップガン
ゴールドシップ

・東京、京都、阪神+中山
メジロドーベル
ブエナビスタ
アパパネ
キタサンブラック

例えばキタサンブラックは、ジャパンカップ(東京)、菊花賞+天皇賞春2回(京都)、大阪杯(阪神)でG1を獲っていて、中山では有馬記念2着、ないしG2セントライト記念勝ちがありますので「3+1」という括りになります。


…早速コアな皆さまからはうりゃおいな勢いでお叱りをいただきそうですねw 京都と阪神の内回り、外回りを区別していないあたりは特にそうでしょう。あくまで「端的に」分類と把握ができればなぁという分析ですので、そのあたりは含みおきいただければと。個人的な最近の流行り言葉が「正確だけど煩雑」というのもありますね。

阪神だけG1未勝利という馬が牡馬ばかりなのは、いまでは朝日杯がありますが、宝塚記念オンリーという事情が大きいでしょう。牝馬には阪神JFと桜花賞がありますからね。一方、中山のG1未勝利に牝馬が集中しているのはもちろん牝馬G1がないから。そう考えると、コースに限らずその都度の諸条件のばらつきを乗り越えて4場すべてでG1を獲るのは相当傑出していることが分かりますね。

「3+1」でもその時その時のG1戦線を牽引した馬がしっかりカウントされることがわかります。もちろん、この「3+1」にあてはまらなくても強かった馬はゴロゴロいますよね。残りの該当馬の分類は以下の通り。こちらも興味深い。カッコ内の未勝利、未出走はG1についてです。

・3+0
ミスターシービー(阪神未勝利)
シンボリルドルフ(阪神未出走)
タイキシャトル(阪神未勝利)

・2+0
ウオッカ(中山、京都未勝利)

・2+2
スペシャルウィーク(中山、阪神未勝利)

・2+1
トウカイテイオー(京都、阪神未勝利)
メジロマックイーン(東京、中山未勝利)
グラスワンダー(東京未勝利、京都未出走)
シンボリクリスエス(京都未出走、阪神未勝利)


例外なのはロードカナロアとアグネスデジタルかな。どちらも香港勝ちがあり、後者は川崎、盛岡も加わります。中央以外の実績を加えてはじめて条件を問わない強さが見えてくるタイプと言えるでしょうか。いずれも短距離を主戦場にしているのはG1の数が限定されていることもあるかな。あー、タイキシャトルはドーヴィルでも勝ってますよね。

直線の長さと勾配から、東京と京都、中山と阪神を括ってとらえることは珍しい考え方ではないでしょう。それに倣うならスペシャルウィークとグラスワンダーはきれいな棲み分けになっていますね。中山と阪神でグラスワンダーが上回ったという格好ですが、中山での差はほんとうに僅かですし、スペシャルウィークは中山で重賞2勝。とはいえグラスワンダーも東京1400では破壊的な追い込みを見せていますし。…いい時代を目撃できたんですねぇw

ウオッカとシンボリクリスエスは厩舎の取ったローテーションにバイアスが見られますし(それがまた面白い)、コンプリートという点ではシンボリルドルフの宝塚記念取消がくやまれますw



異なる3場で結果を出しているということは、条件を問わない強さの証でしょう。その点で「3+1」がひとつの閾値、端的なバロメーターになるように思いました。G1を3つ獲っている馬の分類は数が多いので、興味が湧いた方はやってみてくださいませ。あー、あくまで芝G1に重きを置いた分析になっていますよね。ダートの指標はまた違ったものになるのでしょう。

参考にしたのは以下のサイトでした。ありがとうございました。勝手紹介ですが。
競走馬名鑑 : G1勝利数(JRA)



最後に。

武豊がキタサンブラックを指して日本のエースとコメントしていました(ご自身のブログにて)。大阪杯の時点でこの「3+1」に加わっていたわけで、そこにレコードで連覇ですからね。これまでの名馬と並べても納得感があります。

すでに出走各馬の次走報もでていますけどね。天皇賞春についてはこのあと書こうと思います。

2017.02.26


2月末、競馬の世界は引退の時期ですね。

寒さが若干緩んでいたでしょうか、パークウインズ府中のスタンドでしばらく座っていても大丈夫でした。最終レースも終わり、ホットコーヒーをすすりながら、ターフビジョンに映るメイショウの勝負服を観ていました。

武幸四郎、引退。オースミタイクーンのマイラーズC、しっかりリアルタイムで確認しています。同日中山ではランニングゲイルの弥生賞ですよね。4コーナーのコーナリングもろくに観察できないペーペーでしたが、兄弟同日重賞制覇、デビュー戦で重賞勝利など、記録に残ることはしっかり理解して観ていました。

20年かぁー。G1を6勝、700勝近い通算勝利を挙げた中堅ジョッキーを見送るとは、自分がファンをやっている時間の長さもいっしょに噛み締めちゃいますね。区切りですので、いくつか印象的なレースをものしておこうと思います。


真っ先に浮かぶのは2014年の天皇賞(春)。ウインバリアシオン、単勝勝負していました。明確に武幸四郎「だから」買ったG1ですね。当日にシュタルケから乗り替わりで騎乗することに。その速報はスマホで、ウインズ後楽園の長いエスカレーターを上りながら確認したのを覚えています。腹をくくるまでの逡巡と、4コーナーでキズナより先に追撃を開始したときの高揚感、これもまだ鮮明ですね。幸四郎→シュタルケ→幸四郎という乗り替わりの顛末含め、当時の記事は以下にて。
more than a DECADE 天皇賞(春)

ただ、制したG1でいえば一緒に喜んだ記憶がほぼないというw ここで幸四郎かよ!というやられた感覚のほうが強いのは、人気を背負っての勝利がメイショウマンボの秋くらいだからでしょうね。ソングオブウインドなんか完全にやられましたしね。あの時はドリームパスポートが本命でした。あー就職活動中でドリームパスポートみたいなうまい引っ掛けもあったなぁw

個人的にはG2、G3で2着している時のほうが印象深く、記憶と記録をすり合わせるべく過去のデータを覗いて見ました。ジョッキーを軸に調べるのはJBIS-Searchよりnetkeibaですね。
武幸四郎の年度別成績|競馬データベース - netkeiba.com


ちょっと癖の強い馬や本番ではちょっと足りなかった馬をクラシックに運んでいたんですね。エイシンテンダー、ポイントフラッグ、ローマンエンパイア、リトルアマポーラ、トライアンフマーチ。どの馬も幸四郎がクラシックまで運んでいます。そしてどの馬も、クラシックで結果を残せず、手を離れてそのまま乗ることがないのも同様。

特にG1の有力馬について、以前はお手馬の乗り替わりにもっと心理的ハードルが高かった気がしています。マカヒキのような、ダービーを勝って乗り替わりという柔軟さは、よくもわるくもなかったはずで。幸四郎の場合、リトルアマポーラが典型的と思っています。あの年のクラシックはリトルアマポーラと一緒に戦っていました。その分エリザベス女王杯は的中できたわけですが、乗り替わりはやはり複雑でしたね。

ローマンエンパイアの京成杯は府中のスタンドで生観戦でした。その年は東京競馬場の改修で、1月の中山開催を府中にもっていって秋の府中をまるっと中山に、という調整があったんですよね。ヤマニンセラフィムとの同着。ローマンの単勝をもってやきもきしていました。


2着の惜しさはクラシックのお手馬に限らず。メイショウバトラーで重賞2着3回という惜しい記録も見つけました。ダート転向前の記録。交流重賞の常連となってからはお兄さんの騎乗数が多いですからね。あまりイメージにはありませんでした。それでいうとレマーズガールでも端午Sで2着していたり。

ブロードアピールとは重賞2勝。通算13勝していますが(それ自体がすごいわけですが)、もっとも勝ったジョッキーが武兄弟、いずれも3勝。府中で後方一気を先にやったのは弟の方で(根岸Sですね)、どうやらそのときは怒られたらしく。後に兄が同じことをやったとき(府中のガーネットS)は大絶賛だったとネタにしていた?記憶があります。


こうして振り返ると、いろいろなチャンスに、いろいろなタイプの馬に、大きく崩れることなく応えていたように見えますね。引退式のあいさつにあった「20年間、自分なりに精いっぱい頑張ってきました」というのは、ほんとうに大きく括った言葉なのでしょう。もちろんきれいな話だけではないでしょうしね。いろいろありました。

もしどんなペースも前で受けられるような有力馬が回ってきたとき、どうやってチャンスを活かしていたでしょう。筋力をつけにくい長身ですから、引っ掛けながら先行するような馬は合わなかったかもしれません。それも含めてクラシックで人気を背負う姿は見てみたかったですね。


最後に。

引退式自体は淡々としたものでした。胴上げでカラダがよじれてヘンな姿勢になったのが面白かったくらいで、花束贈呈、本人のあいさつ、写真撮影と、明らかにエモーショナルな瞬間はなかった認識です。基本シャイな人柄と思っていますので、あの雰囲気は「らしさ」と映っていました。

メイショウマンボのオークスが念頭にあるせいなのでしょうかね、ニュース記事では「涙はなかった」というひと言が但し書きのようにはいっていまして。口元に力を込めながら、次を思い描いて区切りをつけるべく引退セレモニーに臨んだ姿を形容するには、ちょっと野暮だなぁという感想がございました。十分、よかったと思っています。


武幸四郎厩舎、という響き、楽しみですね。
おつかれさまでした。



※追記
書き終わってから、2001年のエリザベス女王杯で本命にしていたのを思い出しました。大接戦でしたね。そう考えると、数字にでていたかはわかりませんが、京都得意だったのかもしれないですね。…この調子で追記していくと終わらなくなりそうw